見るからに 演義の匂いプンプンな一冊でございます。
ようするに三国志キャリアは長いぞワシらは!なじい様二方の、世間話・・・と言ったらマズイだろうか(笑)
対話形式で「三国志について」語っておられます。じい様お二方が。
人生経験が長い分、どこか突き抜けているお二方の話はなかなか面白いです。
三国志の話が、たとえば帝国陸軍でいうとね・・・だの、これが乃木大将だったとしたら・・・だのと、しょっちゅう脱線しまくるのも、まあ
とっしょりの昔話だからね、と思えば微笑ましいもんです。
しかしこれは・・・、正直言うと ふたりだけで楽しむんならいいんじゃない? って感じなんすけど。
「はじめに」のあたりはそうでもなかったんだけどなぁ・・・
「三国志には、演義と正史が・・・」という、
現在では基本とされるフレーズ、三国志本を書くならこのフレーズは絶対入れとけよ、入れてないと火ぃつけるぞ的な、
脅迫でもされてるんじゃなかろうか?と思ってしまうほどに必ず見かけるフレーズ(長い。笑)に始まり、
「演義というのはかなりでたらめなところがあって」
「だって小説だもの。小説家なんてのはうそつきだから」
などという二人の会話。
・・・おや?表紙の胡散臭さ(おい)に似合わず、実は正史寄りの三国志本なのかいな?
と思わせられるわけです。
で、ちょっと期待して読み進めていくと・・・
やっぱりただの演義オタク(じい様) だった という・・・。
一応「正史」も読んだよ、演義のどこが出鱈目なのかもワシら知ってる、って感じなんだけど
とにかく話が演義に行ったり正史になったりもう滅茶苦茶。
・・・しかもすぐにアッチコッチ脱線するし!!(笑)
読んでて物凄くしんどかった・・・・・
酒飲んでごきげんで話してるんじゃないんだからさぁ。
もうちょっと 「本」としてまとまりをつけるべきでは?と。 金取るんだからさぁ。
人物評価得点表 なんてのも作ったりしてね、
「知力、政治力、品格、人望・・・・」とかそんな感じで点数をつけてるわけです。
この表を見るとなんとなくわかるんですね、ホントは演義が好きなのよ。というのが(笑)
「正史は国が書かせた正式な文書だから」
「演義は蜀に都合よく事実を書き替えてる」
などと言ってはいるが、それは最近の「三国志は正史を主とするべきじゃないのか、的な流れ」に、ちょっと合わせてみただけで、
ほんとは、ワシら、演義が好きなんじゃ~~~!!正史なんてホントはどうでもいいんじゃ~!!
―――なんでしょ?!はっきり言えよ!!みたいな・・・(笑)
会話では結構、蜀のメンツを好き放題言ってるところもあるのに、点数をつけると満点だったりして、
もう、じいさんバレバレなんだよ、って(笑)
しかもこの御老体二方、周瑜さまがお嫌いのようでしてね・・・・・・
(私が辛口な理由がおわかりいただけたかと。あはははは~。 ←目が笑ってない)
美男子で名家の坊ちゃんで・・・でも性格が悪いから、品性は6点なの。などと・・・
さらには
周瑜というのは詩人だったんだねぇ…それも2流の(笑)←『(笑)マーク』もついてた。馬鹿にしやがって…
・・・ここでワタシがブチ切れそうになったことは、あまり想像力を働かせなくても予想できるかと思います・・・・・。
さらには
周瑜さまの遺書。「修短は命也」をですね、
このじい様2人は赤壁の戦いに向かうに当たり、孫権にあてた手紙だと言いおるのです。
「死を覚悟して臨むというわけでね、あっぱれですわな」とかなんとか軽く・・・・
どこがだよ!!
あの手紙は、「短い命で終わるのも天命」
ですが、「惜しむのは将軍の命をもう果たせなくなったことです」と続くんだぞ!!
百万歩譲って言えば
死を覚悟して赤壁に臨んだ、ということ自体は 無いとは言えないと思う。
(勝算を持って臨んだと思うけど!!ここは一応、百万歩譲ったとしてです。)
戦では何が起こるかわからないし・・・。
だけどさ、あの手紙は違うでしょうと。
内容を読めば、
死を覚悟(戦で死ぬ かも しれない) という手紙なのか、
死を覚悟(もうすぐ病気で死にます) という手紙なのかは、
ハッキリわかるでしょうが!!
・・・わかんないのかな?
・・・そんな区別は感じないのかな?
・・・ワタシがコテコテの周瑜ファンだから必要以上に「切なさ」を感じるだけなのかな?
もうね、なんていうの?
感じないならそれでもいいから!!
良く知りもしないことを適当に言うのはやめてくれ!! ってことで。
うろ覚えの豆知識で談義するなぁ――――!! むぐぐ・・・。
よーするに・・・このお二方にとっては、周瑜なんてどうでもいい ってことなんだよね。
読んでいくとよくわかる。
「三国志演義」に胸をときめかせた少年時代、ワシらのヒーローは劉備・張飛・関羽・孔明なんじゃ!!
・・・だとゆーのが。
だとすりゃ
演義の周瑜(偽)はアレだもんね・・・。嫌われてて当然よね。
「性格悪くて品性6点」なのも当たり前よね。(←根に持ってる)
だけどさ、仮にも「今回の対談は正史を主軸に置いて、でも、演義の面白いところも引用しつつ・・・」と、最初に言い切ったなら!
中途半端なことはしちゃいけないだろうと思うんですよ。
読む方はやっぱり期待しますから。
正史なのか演義なのかわかりにくい上に、間違った記憶でものを言うなんて・・・。
しかも本に出しちゃうなんて。
この程度なら、
居酒屋で盛り上がるだけにしといていただきたい!!
く…
くくく…
悔しいよ~~~!!
こんな適当なこと言われるなんて!!
周瑜さまに申し訳なくて申し訳なくて本を真っ二つに引き裂きそうになっちゃったよ!! (売り物だってば)
この本は・・・・・・久しぶりに 鬼門 でしたね・・・・
最近あんまり出会わないから油断してたわ・・・。
はぁ。
ボッコボコに言いましたが、この本、周瑜ファン以外はそれなりに楽しめると思います。(一応フォロー)
周瑜さましか見てない、といっても過言ではないつゆだくが読んではいけない本だったというだけのことです (苦笑…)
・・・ああ・・・冷静にレビューするつもりだったのに・・・(どこが)
やっぱり書いてるうちに物凄いテンション上げてしまった・・・・・orz
そういえば・・・。
気がつけば7月17日以来 レッドクリフ3594 に記事がアップされてないんですよね。
三国志っぽくない記事じゃないと思うんですけど・・・???
むしろふだんよりキツイかと・・・(笑)
なんでだ?
レックリをおもちゃにしてこねまわしすぎて、とうとうブラック対応ブログにされたのか?
・・・!! そうかも・・・(濡れ衣と言いきれないとこが情けない・・・笑) まあいいけど。
好きだから目についちゃう。しかたないよね。そこが一番大事なんだもん、ワタシ。
おひとつポチッとお願いします
ようするに三国志キャリアは長いぞワシらは!なじい様二方の、世間話・・・と言ったらマズイだろうか(笑)
対話形式で「三国志について」語っておられます。じい様お二方が。
人生経験が長い分、どこか突き抜けているお二方の話はなかなか面白いです。
三国志の話が、たとえば帝国陸軍でいうとね・・・だの、これが乃木大将だったとしたら・・・だのと、しょっちゅう脱線しまくるのも、まあ
とっしょりの昔話だからね、と思えば微笑ましいもんです。
しかしこれは・・・、正直言うと ふたりだけで楽しむんならいいんじゃない? って感じなんすけど。
「はじめに」のあたりはそうでもなかったんだけどなぁ・・・
「三国志には、演義と正史が・・・」という、
現在では基本とされるフレーズ、三国志本を書くならこのフレーズは絶対入れとけよ、入れてないと火ぃつけるぞ的な、
脅迫でもされてるんじゃなかろうか?と思ってしまうほどに必ず見かけるフレーズ(長い。笑)に始まり、
「演義というのはかなりでたらめなところがあって」
「だって小説だもの。小説家なんてのはうそつきだから」
などという二人の会話。
・・・おや?表紙の胡散臭さ(おい)に似合わず、実は正史寄りの三国志本なのかいな?
と思わせられるわけです。
で、ちょっと期待して読み進めていくと・・・
やっぱりただの演義オタク(じい様) だった という・・・。
一応「正史」も読んだよ、演義のどこが出鱈目なのかもワシら知ってる、って感じなんだけど
とにかく話が演義に行ったり正史になったりもう滅茶苦茶。
・・・しかもすぐにアッチコッチ脱線するし!!(笑)
読んでて物凄くしんどかった・・・・・
酒飲んでごきげんで話してるんじゃないんだからさぁ。
もうちょっと 「本」としてまとまりをつけるべきでは?と。 金取るんだからさぁ。
人物評価得点表 なんてのも作ったりしてね、
「知力、政治力、品格、人望・・・・」とかそんな感じで点数をつけてるわけです。
この表を見るとなんとなくわかるんですね、ホントは演義が好きなのよ。というのが(笑)
「正史は国が書かせた正式な文書だから」
「演義は蜀に都合よく事実を書き替えてる」
などと言ってはいるが、それは最近の「三国志は正史を主とするべきじゃないのか、的な流れ」に、ちょっと合わせてみただけで、
ほんとは、ワシら、演義が好きなんじゃ~~~!!正史なんてホントはどうでもいいんじゃ~!!
―――なんでしょ?!はっきり言えよ!!みたいな・・・(笑)
会話では結構、蜀のメンツを好き放題言ってるところもあるのに、点数をつけると満点だったりして、
もう、じいさんバレバレなんだよ、って(笑)
しかもこの御老体二方、周瑜さまがお嫌いのようでしてね・・・・・・
(私が辛口な理由がおわかりいただけたかと。あはははは~。 ←目が笑ってない)
美男子で名家の坊ちゃんで・・・でも性格が悪いから、品性は6点なの。などと・・・
さらには
周瑜というのは詩人だったんだねぇ…それも2流の(笑)←『(笑)マーク』もついてた。馬鹿にしやがって…
・・・ここでワタシがブチ切れそうになったことは、あまり想像力を働かせなくても予想できるかと思います・・・・・。
さらには
周瑜さまの遺書。「修短は命也」をですね、
このじい様2人は赤壁の戦いに向かうに当たり、孫権にあてた手紙だと言いおるのです。
「死を覚悟して臨むというわけでね、あっぱれですわな」とかなんとか軽く・・・・
どこがだよ!!
あの手紙は、「短い命で終わるのも天命」
ですが、「惜しむのは将軍の命をもう果たせなくなったことです」と続くんだぞ!!
百万歩譲って言えば
死を覚悟して赤壁に臨んだ、ということ自体は 無いとは言えないと思う。
(勝算を持って臨んだと思うけど!!ここは一応、百万歩譲ったとしてです。)
戦では何が起こるかわからないし・・・。
だけどさ、あの手紙は違うでしょうと。
内容を読めば、
死を覚悟(戦で死ぬ かも しれない) という手紙なのか、
死を覚悟(もうすぐ病気で死にます) という手紙なのかは、
ハッキリわかるでしょうが!!
・・・わかんないのかな?
・・・そんな区別は感じないのかな?
・・・ワタシがコテコテの周瑜ファンだから必要以上に「切なさ」を感じるだけなのかな?
もうね、なんていうの?
感じないならそれでもいいから!!
良く知りもしないことを適当に言うのはやめてくれ!! ってことで。
うろ覚えの豆知識で談義するなぁ――――!! むぐぐ・・・。
よーするに・・・このお二方にとっては、周瑜なんてどうでもいい ってことなんだよね。
読んでいくとよくわかる。
「三国志演義」に胸をときめかせた少年時代、ワシらのヒーローは劉備・張飛・関羽・孔明なんじゃ!!
・・・だとゆーのが。
だとすりゃ
演義の周瑜(偽)はアレだもんね・・・。嫌われてて当然よね。
「性格悪くて品性6点」なのも当たり前よね。(←根に持ってる)
だけどさ、仮にも「今回の対談は正史を主軸に置いて、でも、演義の面白いところも引用しつつ・・・」と、最初に言い切ったなら!
中途半端なことはしちゃいけないだろうと思うんですよ。
読む方はやっぱり期待しますから。
正史なのか演義なのかわかりにくい上に、間違った記憶でものを言うなんて・・・。
しかも本に出しちゃうなんて。
この程度なら、
居酒屋で盛り上がるだけにしといていただきたい!!
く…
くくく…
悔しいよ~~~!!
こんな適当なこと言われるなんて!!
周瑜さまに申し訳なくて申し訳なくて本を真っ二つに引き裂きそうになっちゃったよ!! (売り物だってば)
この本は・・・・・・久しぶりに 鬼門 でしたね・・・・
最近あんまり出会わないから油断してたわ・・・。
はぁ。
ボッコボコに言いましたが、この本、周瑜ファン以外はそれなりに楽しめると思います。(一応フォロー)
周瑜さましか見てない、といっても過言ではないつゆだくが読んではいけない本だったというだけのことです (苦笑…)
・・・ああ・・・冷静にレビューするつもりだったのに・・・(どこが)
やっぱり書いてるうちに物凄いテンション上げてしまった・・・・・orz
そういえば・・・。
気がつけば7月17日以来 レッドクリフ3594 に記事がアップされてないんですよね。
三国志っぽくない記事じゃないと思うんですけど・・・???
むしろふだんよりキツイかと・・・(笑)
なんでだ?
レックリをおもちゃにしてこねまわしすぎて、とうとうブラック対応ブログにされたのか?
・・・!! そうかも・・・(濡れ衣と言いきれないとこが情けない・・・笑) まあいいけど。
好きだから目についちゃう。しかたないよね。そこが一番大事なんだもん、ワタシ。
おひとつポチッとお願いします
ワタシもね・・・ヤバい、と思った時点でやめとけばよかったんですけど(笑)
ちらっと聴いた自分の悪口って、下手にちらっと聞くと気になって気になって仕方がないッて所がありませんか?
いったいどう言われてるのかハッキリ確認しないと、もやもやして、いてもたってもいられなくなるという・・・
周瑜さまの悪口に関しては、自分のこと以上に過敏に反応しちゃうんですが(強烈なアレルギー体質みたいなもん?笑)
避けるよりはむしろ、きっちり最後まで読みきって
「断固抗議」するべきだと思って、最後まで立ち読みましたよ私は!!(←本屋は超迷惑。笑)
演義の話をしたいなら、そう言やぁいいのに・・・。
「正史に従って」なんて、そんな気さらさらないくせに口にするからアタマに来るんですよね~?
私はこの本を読んでないのでめったなこと言えませんが、評価するのに演義に従ってのことか、正史に従ってのことか、明確に区別してほしいものですね。(この筆者が馬超をどう評していたのか気になります)
「修短命也」は筆者が勉強不足か忘れたかなんでしょうかね?正史でこの一節の前後に病を得て回復が難しいことや、魯粛に後を任せる旨、劉備を危険視する様子が書かれていたように思います。どれもこれから赤壁に臨む気概としては整合のとれないことです。
「正史は国が書かせた正式な文書だから」の一文は誤りでしょうね。陳寿の「三国志」は晋の
朝廷から「正史を編め」という命令を受けて書かれたわけではありませんから。
孫策時代の「周郎」のように慕われた呼称、最古参の程普に自らへりくだるに態度に、「極上の酒に酔うよう」と評される振る舞い、孫策死後、諸将が孫権を軽んじる中、進んで臣下の礼をとったこと。どれも周瑜の篤実さ、大らかさに由来する事柄だと思いますが、これらは筆者の周瑜評においては棄却されているようですね。(;´▽`A
正史と演義の両方を踏まえるつもりなら、物語としての演義で割を食ってる登場人物は正史基準で評して、どの部将も魅力的に思えるものがいいですね~(*´▽`)
賢いです。嫌なら読まないのが正解です。ヤバいと思いながら読んで、腹立ててりゃ、そりゃ著者のお二方も むかっ とくるでしょうね…。
演義万歳ならそれはそれでかまわないので、(そしたら読まないし。笑)
変な史実の混ぜ方をしないほうが、あの本は良かったんではないかと思うんですよね~。
>quetalさん
いつもながら冷静できっちりした評、さすがです
カッカカッカと湯気あげていた自分がちょっと恥ずかしくなります・・・とほほ。
だめですねぇ。大人なんだから、クレームはもうちょっと落ち着いて言わないと・・・
「深夜に書いた手紙は絶対出すな」といわれますが、ワタシの記事もそんなようなものですね。
夜中にテンションを上げ過ぎると、必要以上に暴走するんですよね・・・。反省です(苦笑)←そうでなくても暴走気味なのに。
馬超・・・はどうだったかなぁ…。書いてあったと思うけど、ワタシの「馬超に関する知識」に信頼性が無いので、
書かれていたことが正しいのかどうか、という指摘はできない、というところです。
ですが・・・『ただの周瑜オタク』のワタシが読んでも
「え?それ違うんじゃ…」ってところが(周瑜に限らず)あの本にはチラホラあった気がするんですよね~・・・。
それはそうと、馬超といえば・・・
周瑜さまと馬超が組む、というのを見たかったです・・・
想像するとすごいわくわくしませんか?!