とある何でも屋スタッフブログ

何でも屋スタッフ発信。
業務の一員としてではなく超・個人的なブログ。

築き上げるもの、だめにするもの

2007-09-13 | 思うこと
よく、家族間治療で出てくるフレーズ、ありますな。

「妻は身体から弱いから俺がいてやらないと…」
「この人はしっかりしていないから私がいてあげないと…」
「この子は私が身のまわりのことしてあげないと…」
「私がそばについていないと…」「俺がそばについていないと…」

こんなこだわりってどこにでもあるんじゃないですかね。
家族以外でも友達とかパートナーとか。
なんだか美しい人間関係に思えるんだけど、実際そんなこと言われてみたいもんだと思うし。
もちろん相手のことを思っての思いなんだけど、コレ、実はあまり良くないんだそうで、治療対象になりますな。
なぜなら、そう思う相手が、ますますダメな人間、またはますます身体が弱い人間になってしまうからだそうです。
実際そのこだわりの、最後の「…」には何という言葉が入るか。
共通して「ダメだ」が入るんじゃないかな。
「私がいてあげないとダメだ」
そう思っているのだから、そらーダメになっちゃうか。

言葉の力ではなく、思いの力。これも用い方を間違ってしまうとイケナいよね。
私もそんなこだわりがあるタイプの人間だったから、ちょいと前に改めた。
誰だって大切な人をダメにしたくはないよね。
築き上げるつもりで打ち砕いてたら悲しいもんね。

いちばんいいのは相手が
「いてもいいし、いなくてもいい」
そんな状態なんだそうな。なちゅらるだね~。
でもこれ、言葉にして相手に言っちゃうと誤解を招くから、言わないほうが良いぞ(^_^;

でもちょっと話は変わるが
「私がそばについていないと」
ってーのは、そのとおり、そばにいないとだめな人もいた。
なんか「病気よ、さようなら」の症例に載ってたな。
ある女性が健康食にこだわりのある男性と結婚した。
すると女性はどんどん身体が弱っていく。病院の検査ではどこにも
異常が見あたらないのに、あらゆる症状が女性にふりかかる。
しかし、夫と一緒にいる時だけ症状は落ち着いている。
医者達はこぞって神経性疾患と決めつけた。

でも実際はこの女性、健康食にアレルギーがあるだけなのだった。
アレルギーのある健康食を毎食取っていたので、身体がどんどん
悪くなっていった…皮肉な話だな。
ではなぜ夫といる時だけ症状が落ち着いていたのか。

それは人間の磁場

夫は健康食がものすごく身体に合っており、それを摂取することによって身体にはいいエネルギーが満ちる。その近くにいるので中和されるというか、いい影響を受けるんだそうな。

いつもイライラしている人の近くに行くと動悸が激しくなったり、落ち着かなくなったりってあるよね。
あるいは重い精神疾患の人の近くにいると自分も体調が悪くなってしまったり。
それと同じー。磁場です。その人の放つエネルギーのテリトリーに入るってやつ。
いい磁場だとそんなこともあるんだなー、なんて、ちょいと感心してみたり。

自分もどうせだったらいい磁場でいたいんだけど…うーん…波があるからな、私ってば(^^;
あまりいい磁場ぢゃないんだろうね。だから人といるのって苦手だし。

ボロボロ精神状態の時には

私に近づくなっと周りに言ってあげるのが親切なんでしょかね。