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ごびゅう、Go View!、誤謬

2024-04-29 | 思うこと
もうほんとに、このとおりなので・・・

『医療宗教によるこの誤謬の歴史は、どこかでたださないと、人類が滅びるまでの何世代も何世紀も続く』

『医療宗教によるこの誤謬の歴史は、どこかでたださないと、人類が滅びるまでの何世代も何世紀も続く』

人類が一丸となり定着させてきた「過ち」を覆すことの難しさ コロナのパンデミックが始まる以前から、私はこのブログを書く中で、科学や医学が、「あまりに誤謬にあ…

鉄人軍団



19世紀のハンガリーに、医師たちに手を洗うことをすすめた医師がいた。
消毒の父ことゼンメルヴァイスです。

当時の医師と医学生達は午前の解剖の授業の後産科病棟へ行き、午後は分娩の対応と妊婦の診察をしていた。
第一産科病棟と、第二産科病棟があり、医師や医学生達は第一産科病棟。
助産婦達(当然解剖に関わっていない)は第二産科病棟。

第一産科病棟(医師・医学生たち担当)の妊婦は出産後の産褥熱での死亡率が10%~40%と、異常に高かった。
なぜか助産婦に対応してもらった第二病棟の妊婦は無事。死亡率は比較するとわずかな3%だった。

▼誰でもわかる、子どもでもわかりやすい!!桐井でもわかりやすかった漫画にそのエピソードが載ってます。
※©蛇蔵:「決してマネしないでください」1巻より
決してマネしないでください。(1) (モーニング KC)
その産科病棟の責任者であるゼンメルヴァイスは、医師や医学生達が死体を解剖して手も洗わず、
黒い上衣(当時は白衣ではないので、血がついていても汚れが目立たない)に血や体液をつけたまま
分娩に対応しているのがいけないのではないかと悟り、解剖室から出てくる医師・医学生全員に消毒級に手を洗ってから産科病棟に行くように促した
※©蛇蔵:「決してマネしないでください」1巻より

これ、まだパスツールが登場するかなり前の話なので、ゼンメルヴァイスはかなりの発見をしたと言える。・・・って言っていい?


結果、死亡率の異常に高かった第一産科病棟の死亡率は一気に下がったのだった。

ゼンメルヴァイスはその説が正しければ、今までは自分自身も患者を死なせていたことになる。
しかも、その説を主張してから自殺した医師(医学生?)もいた…。

それでも患者を、医師たちをこれ以上苦しんで死なせないように努力した。
このときの彼の心情を考えると、腸がよじれんばかりの苦しさだったことは想像できる。

私が言いたいのは「消毒ってすごい」とかいうことじゃねーからww

ゼンメルヴァイスのすごいところは、自分が産婦たちを殺してしまっていたという事実を素直に認め、その解決に臨んだことだ。

しかし彼は報われなかった。
彼は死ぬまで嘲笑され、蔑まれ、キチガイ扱いされた。

今、彼が正しかったことが証明されまくっているけど、当時から医師たちのプライドはハンパなく高く、
「医者が人を殺すわけねーだろ、ヴァカ!!」
という酷い扱いを受けていたことは、容易に想像できる。

今、私はゼンメルヴァイスが受けた屈辱を、現実に見ている。
何のことなのかは言わなくてもわかるよね。

言わなければ分からない人は・・・そんな人いるかなぁ(^_^;

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