ホント、レトロゲームにはビリヤードが少ない。
実のトコ言うと、1990年台に入ってから増加傾向にはあったんだ。
欧米だと、Commodore Amigaを初めとした「高性能マシン」でチラホラビリヤードシミュレータが出てきてた。
でも俺は知らん(笑)。
Amiga系の雑誌を買って読んではいたけど、「やった!ビリヤードが出て凄いいい!」とか言うカンジの記事とか特に無かったと記憶してる。
だから当時はやっぱ「ビリヤードよかピンボール」ってカンジだったんだよな。
んで、1990年代の半ばから、言っちゃえばプレイステーションが向こうでリリースされてからビリヤード系のゲームが増えた、って言って良いと思う。
そう考えると「ビデオゲーム上のビリヤード」って結構新しいんだよな。
ひょっとしたら、最大16個ものボールを物理演算に従って動かすのが大変なのかもしんない。知らんけど。
そうだとすれば、そこそこマシンパワーがないとゲームにならん、って事だったのかもしんない。
さて、1981年。奇しくも同じ年にアーケードで最初のビリヤードのビデオゲームが出て(コナミのビデオ・ハスラー・・・誰か覚えてる?)、Apple II/ATARI 400/800向けにビデオゲーム版ビリヤードが出る。
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コナミのビデオ・ハスラー
この、Apple IIとATARI 400/800向けに出た「Pool 1.5」と言うゲームが、確認出来る限り、最古のコンピュータ上でのビリヤード、と言う事になる。
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Apple II版Pool 1.5
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操作系は基本的にはSide Pocketと同様のモノだ。ただし、やっぱApple IIなんで色々とメンドい。同じレトロゲームとしてビリヤードをプレイするとすれば、やっぱSide Pocketの方が遥かにマシ、だと言う事は言えると思う。
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