前回、勢いで倉庫番の記事を書いたが、考えてみると「どんなゲームなのか」全く書いてなかった。
っつーかどんなゲームか説明せんとアカンのか。あまりにも有名なゲームではないのか、とは思うんだけど。
なんせ人気がありすぎて、80年代後半にMS-DOSをはじめとしたアメリカのPCに移植されまくったくらいだ。
日本生まれのPCゲームとしてはかなり初期の快挙だろう。
ちなみに、倉庫番は名前の如く、倉庫の整理を命題としたパズルゲームだ。
倉庫にある荷物を押して指定の場所に運べば良い。この「押して」ってのがポイントで、何故か主人公(つまり貴方)は「荷物を引いて運ぶ事が出来ない」。
ヘンな設定だが、それがこのゲームのパズル性を生むんだが・・・・・・。
百聞は一見に如かず。実際にプレイしてみりゃあエエんだ。
WindowsユーザーはMicrosoft Storeにアクセスすれば、現在はタダでMS-DOS版の倉庫番が入手可能だ。
実際はこれはMS-DOSで走ってたヤツじゃなくってクローンらしいがある意味良く出来てる。
CGAなんで色味がヒデェがな。まぁ、往年のWindows機の前身(※1)機はこんなモンだ。
いずれにせよ、倉庫番は実際に遊んでみればいいと思う。今ならタダで手軽に遊べる、ってなモンだ。
Microsoft Storeを漁れば他にももっとマシな(?)クローンを見つける事が出来るだろう。
それくらい、欧米でも倉庫番はポピュラーなパズルゲームなんだ。
なお、LinuxユーザーにはXSokobanと言うクローンが存在する事を申し添えておこう(※2)。
※1: 前身機、とは言うが、事実上、Windows機と言うモノの基本はIBM-PC登場時の1981年の構成から基本変わっていない。今年2022年だが40年以上も基本構成は全く同じで、変わったのは画像回路等の周辺機器の方である。
※2: なんとアメリカのアイビーリーグの一つ、名門であるコーネル大学のサイトで公開されている。