見出し画像

Retro-gaming and so on

日本はヤバい、なんとかせな、と言う話

全然まとまってないんだけど徒然と書く。

どうやら日本はかなりヤバい段階に来てるらしい。もうダメかもしんね。
デフレだ。つまり、ずーっと不況が続きまくっている。

内閣府では次のような文書が示されている。

2002年から景気回復が続く中で、これまで長期にわたって下落が続いていた物価状況にも変化が見られ始め、ようやくデフレ脱却が視野に入りつつある。

今年何年だっけ?
もう2002年から数えるとほぼ20年も経つのにこんな事書いてるのだ。
呑気だと言うか・・・何だろな。
危機感ねぇんだろうなぁ。

日本がデフレだと何がマズいのか。
要するに物価が上昇してない、ってわけだ。
逆に諸外国だと物価が上昇してるらしい。
今、このグローバル経済の世の中、日本の物価が上昇しない、でも諸外国の物価が上昇してる、と言うのが何を意味するのか。
つまり、日本でモノを購入するのが相対的に安くなる、と言う事を意味する。
言い換えると日本の土地だ何だ、と言うものを外国資本が彼らの感覚で言うと「格安で購入出来る」と言う意味になる。
これはマズい。
国難だ、なんてぇモンじゃないのだ。
物価が安くて良かったね、とはならない。そして物価が安い、と言う事は人件費もまた安い、と言うわけである。
結果、労働者の給与が上がるわけがないのだ。

振り返ってみると、アベノミクスだ何だ、とか騒いでたが、「結果が出てない」と言う事なのだ。まずは物価が上昇し、そして給与が上昇する、と言う現象が起きてない。そして景気の良さは消費税の増税によりトドメが刺されている。
僕は保守派なんだけど、自民政権もなんだかなぁ、とか言うカンジである。
まぁ、野党がそれ以上に信用ならない、って事なんだけどな。
(しかし、所得倍増計画、とか計画して実行した昔の自民党ってのは計画力も実行力も今とは比較にならんかったのだろう)

と言うわけで、経済学は全然知らんのだけど、昨今取り上げられてるMMT(Modern Monetary Theory: 現代貨幣理論)ってのがなんだか調べてみた。と言うか継続的に調べている。
これは比較的新しい経済論らしく、ぶっちゃけ、保守層はかなり否定している論理である。
しかし「今までのやり方で上手く行かない」のなら勉強して、新しい理論を試してみるしかないのではないか。
個人的には、「今上手く行ってるモノをわざわざ刷新する必要がない」と言う立場である。
が。
今はそんな悠長な事を言ってられるのだろうか。言ってらんないと思うんだよな。
ヤバい。日本はかなりヤバい段階に足を突っ込んでるのだ。って事は今までのやり方を改めないとどーにもならん段階に来ている、って事だ。
僕も「糞の役にも立たない」と思ってた机上の空論、経済学をちょっとでも知っておこう、って言う気になった。じゃないと今の政治だと「騙されたまま」でいるかもしれん、と言う危機感があるからだ。
ここでMMTの解説はしない。僕も勉強中だからね。
でもMMT、ないしは現代貨幣理論、と言うキーワードで検索してザーッと概要を知る事はこのインターネット時代、簡単だろう。
これに「切り替える」べきだ、ってのを景気を押さえにかかった消費税増税と絡んで考慮すると、自ずとからMMTを結論として採用したくなるのではないだろうか。
そう思っている。
僕らは今、まずは経済学的に理論武装する段階に入っているのだ。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事