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Retro-gaming and so on

デイヴィッズ ミッドナイトマジック

Apple IIで大ヒットしたピンボールゲーム、ラスター・ブラスター。当然「我も続け」とばかりに類似商品を作る者たちが後続する。
これは良いことなのだ。これにより「市場が形成」される。つまり、今まで存在しなかった「ピンボールシミュレータ」と言う市場が出来た、と言う事だ。

そんな中で良質のピンボールを出した、と言われるのが「ロードランナー」や「プリンス・オブ・ペルシャ」で有名な米国ブローダーバンド社。1982年にApple II向けにDavid's Midnight Magicと言うピンボールシミュレータを発売する。


そしてどういうわけか、このゲーム、海を渡ってPC-8801へと移植されるんだ。
・・・いや、どういうわけかもクソも、当初、日本で、PC向けロードランナーの版権持ってたのが、システムソフトだったんで、その流れでこれと、あとはチョップリフターを移植して売った、ってわけだ。
PC-8801は、決して画面が綺麗なパソコンではないが、それでもApple IIよかマシなんで、当然ピンボールもApple IIよかは綺麗になる。


なお、操作としてはzキーと\キーの2つしか使わない。zが左フリッパー、\が右フリッパーないしはプランジャー(ゲーム開始時に玉を射出する器械)を操作する。
・・・ちなみに、個人的な意見では、ラスター・ブラスターよかムズいと思う。プランジャーで玉を打ち上げただけでフリッパーの間へと直球コース、っつー設計は意地悪で戴けない。
うん、まぁ、俺がピンボール下手なだけだが(笑)、それでも、何となく「ラスター・ブラスターを遊び尽くした貴方へ」と言うカンジの「上級機」なニュアンスがどっかある、と言えよう。
ちなみに、これも基となるモデル(実機)があり、それはWilliamsのBlack Knightと言う機器のようだ。


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