アメリカも大統領選以降、メチャクチャだよなぁ。
そしてコロナに始まって中国も酷い。
ぶっちゃけ、21世紀に入って、こんなキナ臭い世の中になるたぁ思っていなかった。
今後米中関係は一体どうなるんだ。
とか、ノンポリなんで散文的に書いてみた。
それはさておき。誰もこんなに中国が肥大化する、なんて考えもしなかったころ。
アメリカのライバルと言えば今は亡き、ソビエト連邦だった。東西冷戦、とか言ってたわけよ。
ただ、当時ってなんだかんだ言ってまだ余裕があったよな。「核戦争の危機」とか言いながら、米国 vs. ソ連の対立構図は映画のネタだったりゲームのネタだったりしたわけ。
今、米中関係を映画のネタにしたりゲームのネタにしたりしたらどーなる?多分洒落じゃスマねぇ気がするんだよな。当時程今の世の中、「洒落が通用しなくなってる」。ううむ。
さて、そういう「冷戦」でありながら洒落が通じた時代。具体的には1985年だよな。つまり、Apple Macintoshがリリースされた次の年だ。この「冷戦」をテーマにしたゲームがMac用にリリースされる。これがバランス・オブ・パワーである。
日本では1988年に、アスキーがPC-9801を含む国産PC向けにこれを移植する。
PC-9801版なのに、このゲーム、Mac版に合わせて完全に白黒でやんの(笑)。
それはさておき。このゲームは基本的には、プレイヤーは米国かソビエト連邦かどっちか選んで、10年のうちに敵国の妨害を排除して、数多くの国を軍事的影響下、または経済的影響下に置く事を目的とする。
ただし「やりすぎてはいけない」。やりすぎると核戦争に突入してしまうのだ。つまり、題名、「バランス・オブ・パワー」と言うのはそれを表している。勝ちすぎず、負けすぎず、如何に核戦争を避けるのか、が腕の見せ所なのである。
本当の事を言うと、今の時代だからこそ、このゲーム復活して欲しいよなぁ。テーマは当然米中関係とか。そういうテーマを「遊びで扱える」ようだったら、ちょっとは風通しが良いのに、とか思うのである。