やはり、新型コロナ感染症は減っていなかった

最新の感染症情報を教えてくれるモデルナ 感染症リアルタイム流行情報サイト

新形コロナの年初のディップは、新規感染数の減少などではなくて、正月で医療機関が休んでいるからだろうと予想していたのですが、やはりそうだったようです。新型コロナの感染者数は上昇トレンドです。

インフルエンザも良ーくみると、一旦減少に転じていたのに、再上昇している様に見えますよね。

ツインデミック要注意です。

特に、新型コロナは1月6日にも言ったように、新亜系のJN1系統が台頭してきている様です。くれぐれもご注意を！！

奈良県中部、田原本町の医療法人坂根医院では、1月に入ってから・・・
5日：6名　6日：2名　9日4名　10日：5名の新規陽性者が出ています。これで総計2269人になりました！！

3年間で2252名の新型コロナ患者を診断しました。

今度、奈良県医師会雑誌に記事を投稿します。坂根医院は新型コロナ患者さんを沢山診断してきたぞ！それで従業員の給料も相当アップしたぞ！！という周囲の開業医の耳が痛くなるような記事を書くつもりです。資料は大体揃って来ました。締め切りは既に過ぎているのかも！！

診て来た新型コロナ患者数ですが、

2021年：30名　2022年：1474名　2023年：748名　累計：2252名

月間最多は2022年8月の450名、１日最多は2022年8月15日の63名でした。

医者1人でこの数診て来た医療機関、そうはないのではないかと、自負しております。

そして、私が本当に誇りたいのはここからです。来たる春闘で10%のベースアップだ、いや、わが社は入社3年までなら15%だとかしましいですが・・・・

我が坂根医院は、2021年：前年比3.7%アップ　2022年：前年比60.9%アップ

2023年：前年比3.0%ダウン　と、べらぼうな昇給を致しました。

2023年4月20日、新型コロナに対する対応の労をねぎらうとともに開業25年を祝って、京都嵐山のミシュラン三ツ星料亭吉兆にて祝宴を開きました。これまでに三ツ星では菊乃井、瓢亭、和やまむらにも職員全員で押しかけております。また、職員旅行で香港、台湾、石垣島・宮古島　ハワイ、オーストラリア、イタリアにも行っており、そのせいもあってか、この15年、辞めた職員は死亡退職1名と高齢による退職2名だけです。
 今後も、患者さんにも職員にも愛され続ける坂根医院を目指していく所存です。

初暖炉

昨夜は冷え込みましたね。

深夜になって、皆寝静まってしまって手持無沙汰になったのと寒いのとで・・・

今シーズン初、暖炉に火を入れました。
燃え始め、少し煙ってしまいましたが・・・
皆寝静まっていて誰にも文句言われず

5分もしないうちに火起こし完了

暖炉のぬくもりは格別です。

日を前にして飲む酒もまた心地よし

二上山でヤマガラと遊んでから、田原本町 多神社の大トンドを見てきました。

昨日の日に曜日、昼前までゆっくり寝ました。ゆるゆると起きだして、二上山に夫婦で登山、二上山に通いなれた方と知り合いになって、山頂近くNo６標識直上の「通いなれた方々の交流の場」を訪れました。そこは、ヤマガラも集いの場所だったようで、掌にヒマワリの種を載せて手を出すと、直ぐにヤマガラが遊びに来てくれる、友好の場所でした。

ヤマガラ以外にもシジュウカラも姿を見せていました。ヤマガラ以外は手には乗ってくれませんでしたが、時には、リスも遊びに来てくれるそうです。

素敵な場所ですよねぇ！！

山を下りたら、夕方近くなっていて、田原本町、多神社の　大トンドを見に行くことにしました。

多神社の境内、飾り付けられていて、楽しかったです。

大きな炎の中で竹がはじけて、熱も音もなかなかの迫力でした

奈良の野山を愉しめた一日でした。

新型コロナ変異種 ＪＮ１が大流行の兆し

先日も言ったのですが、インフルエンザは昨年12月にピークアウトした様で、ゆっくりとですが減少している様です。今後、1月末から2月初めころにもう一度A型の流行の山がありそうにも思えますし、3月頃にはB型の小さな山もあるでしょう。しかし、それらとは比較にならない大きさの新型コロナの新たな大流行がやってこようとしています。

新型コロナの新たな変異種であるJN1株がヨーロッパ、シンガポールで大流行期に入って来ています。そして、我が日本でも流行株の3割以上を占める様になってきている様です。奈良県中部にある我が坂根医院の新型コロナ新規感染者数もゆっくりと上昇して来ていますし、検査会社での陽性者数も増加してきているとの事です。

昨年秋ごろから、今年1月中旬頃から大規模な流行に入るのではないかと確たる証拠も無く予想していたのですが・・・・悪い予想が当たるのかもしれませんね。

ヨーロッパのデータでは既に相当に大きな流行になっているJN1株の流行。多分、日本でも大きな波になってしまうように思えます。このJN1株、免疫回避能力が大きいとの事で、ワクチンも抗体薬も効きにくいことが予想されます。大流行を避けるには、3密を避ける、マスクの着用などの基本に立ち返った対策が有効な手段だと思えます。100%有効な感染回避策はありません。しかし、感染を遠ざける事は出来ます。それが新規感染者の急激な増加を防ぎ、医療崩壊からの回避策でもあるのです。「無駄死に」を避けるために、健康なあなたでも感染回避を心がけてください。お願いします。

昨年5月8日の新型コロナ5類移行以後、マスコミで新型コロナの事が取り上げられることがめっきり少なくなりました。しかし、ウィルスは忖度してくれません。皆さん、自己防衛してください。それが日本の医療を守る道だと思っています。

https://naokoiwanaga.theletter.jp/posts/cc108c40-a2f1-11ee-ba06-939625ee1b80

https://soujinkai.or.jp/himawariNaiHifu/jn1/

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231228/k10014302421000.html