若い頃。
カルブ海やメキシコ、インド、ペルー、エジプト、北欧など、「歳をとったら行きにくいから」と秘境とか遠い国から「攻めていた(笑)」わたし。
どこも素敵な魅力があるけど。
でも、十代の頃の1番のお気に入りは、イギリスだった。
なぜなら、イギリスの雰囲気が「プリンセス好き」の私には超魅力的だったから。
夏休みや春休みを利用して、ホームステイ&サマースクールを楽しんだ💕
海外の中で一番長く滞在した国💕
当たり前だけど、イギリスにはふる~い宝物がいっぱいあって、それらに触れることができる‼️
その中でも私が大好きなのが‼️
お城めぐり‼️
と言ってもメジャーな○○城❗とかではなく、その地方、村っぽいエリアにある小さ~な、名もないお城。
イギリスには、本当にたっくさんの小さなお城がゴロゴロしていて。
レストランになっていたり、ホテルになっていたり。
観光できるようになっていたりするお城があって💕
そのお城に住んでいらした方々の古い写真や肖像画を見ることができるの💕
もちろん、歴史に名を残した方々ではなくて、そのお城に住んでいらした普通?の貴族💕
で、その中には、「美女」とか「イケメン」の方々もいらっしゃる。
それらに触れると‼️
妄想癖のある私。
その古城のプリンセス(美女に限る)に妄想と空想をせずにはいられない。
いや、本当に、ものすごい美人の肖像画とかあるの。
お金で「美人に描いて‼️」って言ってたとしても、「いやいや、あなた、充分かなりの美人よ‼️」って言いたくなるような方がいらっしゃる。
どんな性格で、どんな人生を歩まれた方なのか?
歴史上の人物じゃあないし、肖像画の説明文は、名前とか生きていた時代とか簡単なことしか書いていないため、わからない。
ま、だからこそ、彼女の肖像画を見ながら、彼女の住んでいたお城で、空想が膨らむのだけど💕
親の決めた婚約者のいるプリンセスに愛を告げる騎士とか💕
盗賊として名高い男が、実はこの城に住む美貌の侯爵だった、とか💕
あ~💧私が塩野七生なら、プリンセスの半生を小説にできたのに‼️って悔しくなるくらいの材料がい~っぱい💕
そして‼️
イギリスのプリンセス💕といえば、「ダイアナ妃💕」
本当に、華があって💕
昔。
ダイアナ妃の着ていらした、赤い羊のセーター。
白い羊の中に1匹だけ黒い羊がいて。セーターによって、黒い羊のいる場所が違っていた💕
↓
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当時ロンドンの至るところに売っていて、私も買って着た💕
そのダイアナ妃がなくなって、はや20年以上もすぎ。
それでも。
世界中の人たちが少しも彼女の面影を忘れていないのを見ていると、しみじみ後世に残る「歴史上のプリンセス」をだったんだなぁ、と感じる。
ちょっとミーハーっぽかったり、プリンセスっぽくなかったりするのも魅力。
もちろん、恵まれない人々に対する慈善事業や地雷撤去、AIDS撲滅活動なども有名。
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身長178㎝というスレンダーな長身がモデルみたいで💕
以前。
ダイアナ展?みたいな催しがあって、実際にダイアナ妃が着ていらしたお洋服(ドレス)を見て、びっくりしたことがある。
そのお洋服は、ヒラヒラのレースやフリルがついたものでなくて、どちらかといえば、ストンとした飾り気のない服ばかりで、その横にダイアナ妃が実際にそのお洋服を着ていらした時の写真があったのだけど。
展示しているお洋服だけ見ると、「フツー」なのに、ダイアナ妃がお召しになると「これ、同じお洋服なの⁉️」っていうくらい素敵に見える💕
ダイアナ妃を素敵に見せるお洋服、でなくて、ダイアナ妃がお洋服を素敵に見せてる‼️って思ったくらい。
でも。
本来凝り性のわたしが。
好きだけど、ダイアナ妃についての本を読んだり、マニアックに調べたい❗と私が思えないのは。
やっぱり。
ダイアナ妃が「悲劇のプリンセス」と呼ばれるように、彼女の色んな悲しい出来事を遠い国の私ですら知っているから。
好きだから、彼女の悲しい出来事を知りたくない、という気持ち。
少し前に、テレビで彼女の眠る墓所をみて。
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なぜか泣けてきたわたし。
知り合いでもないのに❗って自分でも突っ込みたくなる。
だけど。
短い36年という人生を駆け抜けたプリンセスを思うとなぜだか胸が苦しくなる。
同じように思う人って、世界中にいるんじゃないかな。
私たちが習う「フランス革命」のマリー・アントワネット。
教科書では、浪費家、浮わついた女性、ってイメージ。
でも。
外の世界を知らず、情報もないまま生きてきた女性が、違う生き方をできたわけないよね、ともかばいたくなるのは、ダイアナ妃を知ってから。
眠り姫をキスで目覚めさせた王子様が実は既婚者だったら⁉️
ガラスの靴を持ってシンデレラを迎えにきた王子様には別に恋人がいたら⁉️
そんなことを考えてしまうのは、ダイアナ妃のご結婚を当時、テレビで見て、「絵本のプリンセス物語」みたい💕だと思ったから。
幸せだと感じる時間はたくさんあったのかな、なんて切なくなる。
ふたりのプリンスの母として幸せな時間もたくさんおありだったと信じたい。
キャサリン妃がダイアナ妃をリスペクトしていらっしゃる、という記事を読むとなぜだか無性に嬉しくなって。
カミラ夫人のイメージがあがっている、と聞くと、「みんな‼️忘れないで‼️」と言いたくなる。(わたし、意地悪⁉️)
切なくて、悲しい気持ちにもなるけれど、後世に残る「英国の薔薇」と呼ばれたプリンセスをリアルタイムに知っていることを嬉しく思うのです。
*画像お借りしました。