今日の出来事

一生懸命に毎日を生きる子どもの姿。そして、そんな子ども達に寄り添う、先生たちの思いを綴ります。

親と子と

2023年05月02日 | 今日の出来事
一昨日、同僚の結婚式に参列しました。
佐藤先生です。これを読んだ保護者の方は是非おめでとうと言ってあげてください。

スーツとドレスに身を包んだ新郎新婦の姿は、
低く、急ぎ流れる曇天の下にあっても、その華やかさが霞むことはありませんでした。

入籍されてから1年と少しが経っての挙式は、時間のずれを感じるというよりはむしろ、
新婚生活をもっと謳歌したかっただろうけど、保育と後輩の育成によくぞ尽力しましたね。
そんな労いをしみじみと送りたくなる時間となりました。

新郎新婦の決意や覚悟、感謝。
初々しさ瑞々しさに心根を温められつつも、それより気持ちを重ねたのはご両親の姿でした。

様々な思いが去来したことでしょう。
娘に、息子に、どんな未来を願いどれほどの気持ちを寄せてきたか。
親にしかわからない感情が涙となって溢れる姿に、説明不要の感動を覚えました。


保育園生活の新年度が始まって1か月が過ぎました。
多くの不安を抱えて、顔に出さないように努めながら、それでも迎えにきたら我が子が泣いている。
保育園に馴染む日を願いながら、心苦しい4月を過ごされた保護者の方もいたことでしょう。

こうした記憶は、いつまでも大切にしまっておいて欲しいと思います。
どれほど我が子を案じたかを、朝の別れ際がどれほど辛かったかを。
迎えに来た時の笑顔がどれほど愛おしかったかを。

親心に晴れ姿で報いてくれるその日まで。