3年3か月。
感染拡大によって世界中の注目を集めたWHO。
いわば防疫の象徴ともいうべき機関の「緊急事態宣言の終了」という発表。
それは、「共存して生きる」ことに慣れて目を逸らしかけた意識を引き戻しました。
7万5000人にも迫る死者を日本で出し、地球上から680万人以上の命を奪った脅威。
その脅威に対する緊張が、終わる。
日本でも明日から感染症法上の扱いが変わります。
感染者数の落ち着きや、3月中旬からのマスクの取り扱いなど、すでに環境は少しずつ変わってきました。
しかし、5類への変更はやはり大きい。
特に、人の意識に訴える部分が、とても大きい気がします。
今もなお日本全国の一日の感染者数は、1万人を超えたり下回ったり。
毎日のように亡くなる人もいます。
他人事だったわけではないけれど、かといって3年前の恐怖が続いているかと言えばそうではない。
共存して生きることは、いつのまにか日々更新される数字を眺めるだけになってはいなかっただろうか。
恐れたのはウイルスそのものではなく、「コロナ禍での正しい振る舞いとは何か」を意識させられる”目”でした。
自分の目であり、他人の目を怖がって過ごした3年間だったと言っても過言ではない。
ここではマスクしなくちゃね。
みんなで食事なんて…ねぇ。
ライブ?スポーツ観戦?それ大丈夫?
あれもダメ、これもダメ、ダメダメダメ。
そういう意味では、一つの歴史が終わる。
今日という日は、そのくらいの意味を持つのかもしれません。
明日から、また普段の営みが始まります。
ゴールデンウィーク明けで、4月入園の子は涙から一日が始まるでしょう。
感情豊かな保育室が息を吹き返します。
新しい世界を、歴史を生きるくらい、大人が元気を出さなければいけないのでしょう、きっと。
いつだって子どもは元気いっぱい、全力だもんね。
何よりも、今こうして生きているのですから。
感染拡大によって世界中の注目を集めたWHO。
いわば防疫の象徴ともいうべき機関の「緊急事態宣言の終了」という発表。
それは、「共存して生きる」ことに慣れて目を逸らしかけた意識を引き戻しました。
7万5000人にも迫る死者を日本で出し、地球上から680万人以上の命を奪った脅威。
その脅威に対する緊張が、終わる。
日本でも明日から感染症法上の扱いが変わります。
感染者数の落ち着きや、3月中旬からのマスクの取り扱いなど、すでに環境は少しずつ変わってきました。
しかし、5類への変更はやはり大きい。
特に、人の意識に訴える部分が、とても大きい気がします。
今もなお日本全国の一日の感染者数は、1万人を超えたり下回ったり。
毎日のように亡くなる人もいます。
他人事だったわけではないけれど、かといって3年前の恐怖が続いているかと言えばそうではない。
共存して生きることは、いつのまにか日々更新される数字を眺めるだけになってはいなかっただろうか。
恐れたのはウイルスそのものではなく、「コロナ禍での正しい振る舞いとは何か」を意識させられる”目”でした。
自分の目であり、他人の目を怖がって過ごした3年間だったと言っても過言ではない。
ここではマスクしなくちゃね。
みんなで食事なんて…ねぇ。
ライブ?スポーツ観戦?それ大丈夫?
あれもダメ、これもダメ、ダメダメダメ。
そういう意味では、一つの歴史が終わる。
今日という日は、そのくらいの意味を持つのかもしれません。
明日から、また普段の営みが始まります。
ゴールデンウィーク明けで、4月入園の子は涙から一日が始まるでしょう。
感情豊かな保育室が息を吹き返します。
新しい世界を、歴史を生きるくらい、大人が元気を出さなければいけないのでしょう、きっと。
いつだって子どもは元気いっぱい、全力だもんね。
何よりも、今こうして生きているのですから。