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『さおだけ屋』って今もありますか?

2008年05月09日 14時11分36秒 | 添乗報告
150万部も売れたミリオンセラーですからお読みになった方も多いでしょう。それにしても「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」というタイトル。見た瞬間に言われてみればそうだなぁと思わせ、ついつい手にとってしまう絶妙なネーミングだと思います。

著者の山田真哉氏は公認会計士。タイトルのさおだけ屋をはじめ、住宅街にあるお客のいない高級フレンチ料理店など何故成り立っているのかギモンに感じるビジネスのからくりを解き明かし、その道のプロらしく会計の基本に話がつながっていきます。ただ個人的にはもう一歩突っ込んだ内容を期待しましたので、消化不良という感想でしたが。でも会計的知識が皆無でも理解可能ですので、取っ付きやすいのは確かです。

しかし「さおだけ屋」って今もあるんですか? 子供の頃はよく「たーけやー♪、さおだけぇー♪」とふれ回っているのを見かけましたが、最近は記憶にありません。「さおだけ屋」というビジネススタイルが陳腐化し消滅してしまったのか、はたまた違った形で存続しているのか。まぁ、どちらでも構わないのですが・・・。

ともあれ、この本で述べているのは極々基本的な会計的常識ですが、知ってるか知らないかではその差が大きい事柄もあるように思いました。

また、会計は極めてロジカルな分野だということが再認識できます。会社的家計的判断や見通しをはかる上では欠くことのできない要素になるのは当たり前ですが、そのことを納得することができるのです。

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