青磁を中心にうつわ作りをしている
陶芸家 石黒剛一郎さんの個展に行ってきました。
石黒さんは瀬戸で作陶をしています。
歴史や遺跡、古文化に深い関心があり、それが作品にも表されています。
今回の個展ではオール青磁でした。
炎天下の中、ギャラリーの扉を開けると
涼しげな青が出迎えてくれました。
(石黒さんです)
青磁は東洋独特のもので、発祥は中国で青銅の代わりの
祭器として誕生したと言われています。
北宗時代には汝窯という皇帝のプライベート窯が作られ
ばんばん国家資金をつぎ込んで、国を潰してしまいました。
青磁のブルーは特別で、青い色をかけているのではなく、
釉の中の鉄分が火によって微妙に化学変化をおこして出てくる色です。
また、焼成中に釉の中に閉じ込められた成分が
沸騰したお湯のように、泡が生じて
光を微妙に反射して多彩な青を見せています。
この釉を内側と外側と分けてかけたり、
何度も重ねたりと、様々に手をかけて
生まれるのが青磁なのです。
(日常使いのうつわが中心ですが、古いもの好きの石黒さんらしく
香炉や、根付けなども。)
(根付けの絵柄も手彫りで入れてます。繊細でセンスがいい!!)
シンプルで、粋で深みのある青。
実際、私も石黒さんの湯のみを夏でも使っています。
手に持った時の重み、つや、そしてガラスよりも涼しげで
清流を思わせてくれます。
陶芸家 石黒剛一郎さんの個展に行ってきました。
石黒さんは瀬戸で作陶をしています。
歴史や遺跡、古文化に深い関心があり、それが作品にも表されています。
今回の個展ではオール青磁でした。
炎天下の中、ギャラリーの扉を開けると
涼しげな青が出迎えてくれました。
(石黒さんです)
青磁は東洋独特のもので、発祥は中国で青銅の代わりの
祭器として誕生したと言われています。
北宗時代には汝窯という皇帝のプライベート窯が作られ
ばんばん国家資金をつぎ込んで、国を潰してしまいました。
青磁のブルーは特別で、青い色をかけているのではなく、
釉の中の鉄分が火によって微妙に化学変化をおこして出てくる色です。
また、焼成中に釉の中に閉じ込められた成分が
沸騰したお湯のように、泡が生じて
光を微妙に反射して多彩な青を見せています。
この釉を内側と外側と分けてかけたり、
何度も重ねたりと、様々に手をかけて
生まれるのが青磁なのです。
(日常使いのうつわが中心ですが、古いもの好きの石黒さんらしく
香炉や、根付けなども。)
(根付けの絵柄も手彫りで入れてます。繊細でセンスがいい!!)
シンプルで、粋で深みのある青。
実際、私も石黒さんの湯のみを夏でも使っています。
手に持った時の重み、つや、そしてガラスよりも涼しげで
清流を思わせてくれます。