私に問題があります?

前回の、ランチ会の後、ぺっぺ家に
向かう途中
母校、桜塚高校の生徒通用門前を通ったので
記念にパシャ!



えーと、こんなんやったっけー?
でもぺっぺとつじんは
「おー、なつかしー」と。

正門の方に回ってみても、私には全然、記憶がない。
「うちらは通用門しか通らへんもんね」
と言う事で納得?
でも、3年間の間に絶対、何回か通ってるよね!
入学式とか、マラソン大会とか・・・。

学校のグラウンド側の壁を歩いていると、
ぺっぺが
「中学の時、学校見学でこの壁を見た時、こんなボロいとこ
いややわ、て思ったけど、この壁が国の登録有形文化財になったんよね」

という、ボロい壁。
桜塚の象徴らしい。
しかし・・・記憶にない!



「ちょっと～、」と二人から信じられないという
冷たい視線をうけながら
「記念に撮ろっと」と背を向けたのだった。

私の当時の通学道は阪急岡町駅から
商店街を抜けて、まっすぐ通用門に入る道程。

だから、グランド側の壁は通らないので
知らなかったとも言えるのだけど、
3年間の間に絶対何回か通ってるはず。
球技大会とか、マラソン大会とか・・・。

思うに性格の問題か?
昔から、すぐ忘れるので、「旅行に連れて行き甲斐がない奴」
といわれ、車を運転しても１回覚えた道以外は
近道としても、他の道は使いたくない。

すぐに忘れる。(すぐに忘れる人の事、鳥頭っていうらしい)
同じルートしか使わない
なんかまるで、渡り鳥?

ここんとこ、生まれ故郷に縁ができているしねぇ。

というより、やっぱり性格の問題だ!

ジモトネーゼ

ぷち同窓会?
というほどではございませんが、
青春からウン十年過ぎた、女3人で
ランチをしてきた

同級生Y君について電話をくれた、友人、通称ぺっぺと
高校時代、3バカといわれたメンバーの一人、通称つじん。

「とまと」という店名のスパゲティ屋さんで、
昔はとまとが大嫌いな友人とよく、スパゲティを食べに
行っていた。
ぺっぺ情報では、今は代替わりして、ほっこりな和風の雰囲気で宅配ピザを
主にしているお店になっていた。

そこでランチをしていると、こちらに会釈する女性が。
あ、どうやらぺっぺの知り合いらしい。

ひとしきり、喋り、腹も満たすと、その後、
ぺっぺの家になだれ込む事になった。
まるで学生のノリ?
その道々、会釈する老夫婦が。
え、同級生Mさんのご両親?
ぺっぺと世間話。

ぺっぺの家で、高校のアルバムを眺めていると、

現国のT先生は○○高校へ転勤、

反権力で熱弁を振るってた、倫理のK先生は
○○高校の教頭へ。ん?反権力?

「こんな問題、関、関、同、立、平気で出しよる!」
と黒板を叩いていた、英語のN先生は塾講師に転身後、
事故で亡くなられたとか・・・。

ぺっぺからいろんな情報を聞くたびに、田舎に引っ込んでしまった
二人はへー、ほー、と耳を傾ける。
いや、これは田舎に住んでいるせいではなく、
アンテナの張り方が違うのかもしれない。

結婚後も地元で根付いた生活をしている
ぺっぺは、自らを「ジモトネーゼ」と言っている。

ぺっぺを見て、
おしゃれな「ジモトネーゼ」の条件を考えてみた。

・出会った人、顔は覚えている方だ
・話の回路が多く、今、目の前の人との会話に集中できる。
・アフターフォローを忘れない。
・自然と情報が集まってくる。
・自分の災難もさらりと言える。
・悪口は言わない。

うーん、こんな人が側にいたら、頼もしく、楽しいと思う!
というか、これって素敵な女の条件じゃない?

昔の級友が素敵になっているのに気がつくと
がんばるぞ!と思ってしまった



右がぺっぺ、左はつじん

ワタクシの場合

白髪ってまばらに生えている時が
一番、やっかい。

年々、増えてきて、

「メラニン細胞が死んでいってるのだ。
顔のメラニンが移って髪で再生してくれへんかな」

と思いながら、数ヶ月に一度、自宅で染めている。

上半身は下着一丁、肩にはケープを巻いて
ぺたぺたと染めていく。
(自分では絶対、まだらになるので、自称「こんなに
優しいダンナおれへんで!」の夫が染めてくれる。)

入浴に合わせて染めたら効率的なので
染めが終わって、お風呂の準備をしていたら
バスタオルがない!

あれっ?
ちゃんと、ベランダから取り込んだよね。
あれっ?
どっか落ちてない?

と、夫と家の中をいったりきたり、
「あれっ?あれっ?なんでないの?」

ソファの下を覗いたり、裸同然の格好で
ベランダを確認しに行ったり。

じゃじゃーん。

私の太っ腹に巻かれているではないか!

確か・・・染める前にハラが冷えるので
自分で巻いていたっけ・・・。


自分の行動を忘れるのは
人生経験を積んだ中年の、ストレスを減らす
いい方法・・・・なのかぁ??

危ない?

うちの家は犬の毛だらけ。

掃除機をかけるより、昔ながらの
ほうきで、かき集める方が
手早く効率がいい。

一カ所に集めた犬の毛を
粘着テープのころころ(これで、全国どこでも
通じるから名品やね～)でバンバン取れば
一応、応急掃除は完了。

ある夜。
自称きれい好きのうちの夫が

「うわっ!なんやこれ」

見れば、犬の毛がリビングの真ん中にてんこもり。

それっていつもの事やん、
て、いうか、つい今しがた
自分でほうき持って集めてたやん。

「さっき自分でしてたやん」

「えっ!うそぉ」

真顔である。
よく、しょーもないうそも言うのだが
今回は真顔である。

人や物の名前が出て来ないというのは
「よくあるよね～」
ですませられるが、たった今の自分の行動を
忘れるとは・・・・・

危ない、危ない、
気をつけなきゃいけないお年頃なのだ。


ちょっとしょんぼりHOLY