見積もり中ですが。

　今日も大工としての仕事はありません。次の仕事と期待をして、見積もりをしています。しかし、見積もりというよりも設計もあるように思います。設備工事も少々ややこしそうで、どこに下水の間を通すかも難しい。下水の管に曲がり角が生じてくると、当然、点検口が必要になってきます。それが、床下転がしにしようと思っているのですが床から地盤までの長さが短い。ということで、図面には載っていない床下点検口が必要になってくるし、新たに作るレンジフードの排気口を設ける位置もないなど、悩む種が多い。見積もりの件で、走り回る一日でした。夕方には、電気屋と一緒に現場を見に行きました。現場を見ないと、見積もりもできないというのは、よくわかる。現場を見て、再び悩む箇所も見つかりました。
　午後の空いた時間に、ず～と先の産業フェアの準備をしました。といっても、展示パネルの内容を少々変更しました。他に、道具の手入れなどもやりたいと思っています。
　
　

最近の仕事について

　今日は、いつの仕事になるか分かりませんが調査と確認をしました。敷地内には４つぐらいの建築物があり無許可の建築物はないのですが、浴室などのブロック造とお母屋の木造がくっついているので「役所に聞いたほうがいい」と聞いていました。午前中に都計法からみの役所へ行き、午後に確認申請からみの役所へ行きました。都計法のほうは問題なしと言われましたが、確認申請のほうはブロック塀の後退を指摘されました。心配したブロック造の件は、概要書を調べた結果問題がありませんでした。２項道路の考え方で、建築基準法の解釈とこの場合の施主の考え方は、おそらく真っ向から反発すると思います。将来的には道路幅を4ｍにとする考え方と、道路に自分の敷地を取られるとする考え方はどちらも妥協はしないと思えるからです。この後は、施主の判断です。しっかりと説明はしたいと思います。
　さて今日は、他に見積もりや設計の仕事をしました。既設の家にアートギャラリーを作りたい、という仕事で外観についていろいろ悩み、実際の建物を見に行ったりもしました。しかし、仕事はしていてもお金に結び付かない仕事が多いというのが最近の仕事の感想です。

手直し２

　今日の朝、設計者より電話がありました。昨日、床下に入り将来的な補強の為大引きを入れましたが、その付近にある断熱材が燃える可能性があるそうです。ということで、今日は断熱材を取り除く為再び床下にもぐることになりました。昨日は、土が体にいっぱい付くぐらい汚れ汗もたっぷりかきました。けっこう苦労したのですが・・・。設計者の言われるままに、ネットで調べました。低温炭化とは、木などの炭化温度は230℃位とされていて、この温度に達すると、木は炭化水素等のガス（煙）発生します。長時間木を温め続けると炭化が始まることがあります。これは大変着火しやすく炎が触れれば引火しやすい状態だそうです。とあったので、行ってきました。今日の作業は簡単だと思っていたのですが、切っても取れず苦労しました。最終的には、設計者も一緒に取り除きました。しかし、いい勉強にもなったように思います。また施主に頼み込み、薪ストーブが据えられたときには最終的に見せて頂けることになりました。

手直し

　先日までの仕事で設計者と話し合った結果、手直しをすることになりました。最初の設計では45ｃｍの間隔で大引きを入れ24ｍｍのベニヤ下地でした。しかし、断熱材の関係で大引きの間隔を90ｃｍにしその上にタルキを打ち24ｍｍのベニヤ下地に変更しました。これで工事は完了したのですが、この上に積むレンガを運んだ際あまりの重さに考えました。そして床のたるみの計算をした結果、24ｍｍの合板を除いた計算でしたが不安があったので手直しに至りました。大引きと大引きの間にもう一本大引きを入れました。床下に材料が入れられるか不安でしたが、なんとか加工して入れました。加工し多分、汗をたっぷりとかきました。床下に入って工事の場所まで行けるか不安はありましたが、それが出来なければ良くない工事の見本になるので、なんとしても工事の場所までは行くとつもりでした。この手直しをしなくても多分大丈夫ですが、より安心だったので行いました。請けた工事は、最後まで責任をもって行います。しかし、良くないしやり難い工事で怪我も多くなるので、もう少し気を配って仕事をしたいものです。

残った仕事

　今日も決まった現場はありません。しかし、次の仕事や今後の仕事につながる仕事、また残った仕事がありました。残った仕事とは、エコポイントの申請です。以前は窓の改修でエコポイントを取ったのですが、今回は断熱施工での申請です。提出するものや提出するところが違うのです。残りは納品書だけです。他の残った仕事は、レンガを現場に搬入しなければなりません。普段買わないところで購入し運ぶのですが、なかなか届かなかったので全てを運び終わった頃には暗くなっていました。
　今日は他に、見積もりと設計の仕事をしました。見積もりの件では、他に競争相手がいるのでなるべく安く見積もりを上げなければなりませんが、同じ図面での見積もりでない為、私は譲れない部分と譲れる部分と考え、見積もりをしています。完成してから、施主ががっかりするのを見るのは許せないのです。見積もりは、各業者の見積もりをまとめるのですが、時々抜けているのもあるので注意が必要です。設計の仕事では、とりあえず私が良いと思うものを提案したいと考えています。けっこう楽しんでいます。