正確には ねずさんの日本の心で読み解く百人一首 千年の時を超えて明かされる真実 って 題名です。
写真を再掲しました。
先月末に入院した時に 読み終えました。
値段もいいし、読みごたえも十分でした。
自分が もっともっと 知識があったならば 又違う感覚で 読めたんじゃないかなぁって 思いましたね。
つたない じじぃの感想より巻末にあった 『終わりに』の一部を そのまま 無断掲載します。
この本も是非 読んでほしいものの一つです。
『百人一首』は、晩年の藤原定家が、良き時代の精神を後世に残そうと、百人の歌人とその歌を使って、天皇と貴族が統治した約五百年をひとつの抒情詩にしたものです。
個々の歌をとおして、当時の人々が どのような社会や人間関係の中で生き、何を感じ何を思い、どんな行動を取ってきたのかを知ることができます。
そして『百人一首』全体を通して見れば、日本がいかに平和で対等な社会で会ったか、天皇がいかにありがたい存在であるかが分かってくるのです。
それだけに『百人一首』を一番歌から順番に紐解くと、日本とは何か、日本人とは何か、日本精神とは何かが はっきりした形をもって理解できるようになります。