
平谷美樹(ひらや よしき)という人の作品。
歴史小説です。
幕末・維新の頃のお話です。
普通 その頃の事といえば 日本の歴史の中心の話だと思うのですが 盛岡藩の話です。
いい本でした。
幕末の日本の歴史に盛岡藩は出てこない。
小説でも こういう本が無ければ 当時の盛岡がどうだったのかを知ることも出来ないですね。
そういう面でも いい本でした。
秋田戦争も 聞いたことはあったのですが どういうことなのか 知りませんでした。
東北にもちゃんと幕末があったのですね。
盛岡藩の家老 楢山佐渡(ならやま さど)は明治2年に報恩寺で 処刑されました。
報恩寺は 山門が立派な建物で有名なのだとばかり思っていたじじぃには そこで処刑があったという歴史に 目からウロコでした。
それでも 『柳は萌ゆる』という題名は どういうことなのか ちょっとした不思議でした。
そう思っていたら 辞世の句が ありました。
『花は咲く 柳は萌ゆる 春の夜に うつらぬものは 武士₍もののふ)の道』
本を読み終えて この辞世の句が とってもいい句に 思えました。
他にも 歴史小説があるようで 読んでみようと思います。
ちなみに 平谷 美樹という人は 岩手県出身だそうです。
最後の言葉を 変えました。
考えてみて下さい。
2類を5類に!
マスクはもう 止めよう!
SDGsや 脱炭素は 偽善者の証!
元の生活に戻そう!
テレビと左翼に 騙されるな!