今、東京大学の駒場リサーチキャンパスで面白い展示が2つ開催されています!
2つめは
(会場風景)
(もうひとつの「MAKING MAKE プロトタイプの制作絵巻」展の感想はコチラ)
タイトルの”はじめての真空”のとおり、”真空”ってどんな状態?”真空”ってどんな場所につかわれているの?といった内容を簡単に幅広い角度から見せてくれる展覧会です。
例えば、お弁当に入っている醤油ケースやフリーズドライなどの身近な”真空”から、
(よく使う”フリーズドライ”の食品は、一回凍らせてから真空状態にすることで、食品中の水分を一気に抜いているそうです。)
昨年ノーベル賞で話題になったスーパーカミオカンデや、サイクロトロンといった技術に使われている”真空”、
(スーパーカミオカンデの光電子増倍管。この感度を高めるためには高い真空状態が必要なんですね!)
さらには、”真空”の機能だけではなく、真空ポンプの中の形状の美しさまで…本当に幅広く展示されています。
(「真空」と一言で言っても、”ちょっと空気を減らした状態”から”空間にほとんど気体分子が存在しない状態”まで、幅広いんですね。)
(”真空管”のことがよくわからないながらも、なんだかきれいで精細につくられているんだなぁ…と面白く見てしまいます。)
会場の中には、こんな作品も。
"チタンの製造には真空状態が使われる”といったところに着目して、チタンを使った荒牧悠さんの作品が展示されていました。シンプルな構造ながら、ユニークな動きと、刻々と形をかえていく様子にいつまでも見入ってしまいました。
(「チタンつなげて回す」 / 荒牧悠
チタンつながりでこの作品。こういうのって、研究者だけで構成したら、なかなかでてこない発想だなぁ…と思います。)
真空について、”深く知る”というよりも、こんなところでも使われているんだなぁ!と、面白く知ることができる、まるで科学館のような展覧会でした。
6/11(土)で終了ですが、2016年7月13日(水)〜7月23日(土)にはほぼ同じ内容でもう一度展示されるそうです。
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■DATA■
[第一期] 2016年6月1日(水)〜6月11日(土)
[第二期] 2016年7月13日(水)〜7月23日(土)
[開館時間] 11:00〜19:00
会期中無休
※第一期と第二期の展示内容は同じです。
この展示では、真空の科学的な基礎から歴史的な背景、わたしたちの日常への関わり、また、現在東京大学で行われている真空を用いた先端研究まで、その多様な結びつきのかたちをひも解きます。
真空について考えるのがはじめての方も、ずっと考えてきた方も、目に見えない世界の散歩を一緒にたのしんでいただければ幸いです。
今後とも宜しくおねがいします。
今後とも宜しくお願い致します。
どこかに自分のハートの中の原点がありそうで、楽しかった。
これからもよろしくお願いします^^
これからもよろしくお願いします^^
直島も豊島も素敵な場所ですよね。ことしの芸術祭は行こうか悩んでいましたが、やっぱりまた豊島の風景に触れに行きたくなりました!
(リンクがきれてしまっていて残念です> < )