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国府台の秋日和

2022年11月03日 | 旅行
いつも家に籠りがちなので近視眼的になっていることを自覚している今日この頃です。このブログの写真を見ても身辺中心で数メートル範囲の画像が多くパースペクティブに欠けています。今日は思い切って外出し、千葉県市川市の国府台(こうのだい)に出かけました。

国府台は初めてですが、自然が豊かで落ち着いた街のように見えました。さすがは、下総の国の国衙があった場所です。また、現在の里見公園は戦国時代に幾多の激戦が繰り広げられた国府台城の跡でもあります。



江戸川堤防の屈曲部から見た国府台の舌状台地(西側)。天然の要害であることがよく分かります。



現在、里見公園内の国府台城跡と思われる場所のひとつ。園内には空堀や土塁らしい形状が見えますが改変が多くオリジナル性は判然としないようです。この石垣も近年のもの。



江戸川左岸から見た光景。城跡内には市内の最高地点(30.1m)がある程で城としては好条件です。武蔵の国との境にあるため度重なる合戦の舞台になりましたが、現在は家族連れがのんびりと散策し、時折、モーターボートのたてる波が寄せるだけです。



台地の上から江戸川を見下ろしたところ。樹木が茂って見通しはききません(対岸は東京都江戸川区)。少し前は白い帆を上げた船で賑わっていた(下の画像参照)ことなど想像もできません。






いずれも、国府台付近を撮影した明治末~昭和初期頃の絵葉書





里見公園を後にして訪ねたのはじゅん菜池緑地。この池は住宅街の中にある細長い沼です。静かな水面には、コガモ、カルガモ、ヒドリガモなどが羽を休めていました。



昭和初期にじゅん菜は絶滅しましたが、現在は緑地として活かされているようです。
じゅん菜池緑地」(市川市のホームページ)




上から左→右の順に、
里見公園の石垣、公園の植栽、
バラ園の乙女たち、夏の名残りのバラ、
じゅん菜池の鴨たち、じゅん菜池のモミジ、
林の中の小道(堀之内貝塚公園)、東京外環自動車道




電線と並行するうろこ雲


今日は国府台で秋の一日を満喫しました。今までの好日に外出できなかった不満と運動不足を解消することができました。
市川市には、この他にも見どころがたくさんありそうです。またいつか、再訪したいと思っています。

Nikon Z 6 / NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3





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