ヨーロッパには路面電車が走る国が多くあります。保守的というよりも市民の足を大切にする表れではないかと思いますがどうでしょうか。
「車輛シリーズ」の最後は、街に溶け込むように走る路面電車です。
「車輛シリーズ」の最後は、街に溶け込むように走る路面電車です。
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今年の元旦も、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートを見て過ごしました。異例のプログラムでしたが、普段聴くことが少ないヨーゼフ・シュトラウスをたっぷり聴けてよかったと思います。
そのウィーン市街を走る路面電車を撮った2枚をご紹介します。イタリア同様、1997年頃の撮影ですので、現在は車両も街並みも(多少は)変わっていると思います。
ウィーン市内を走る市電です。レトロな編成が街並みと調和しています。赤と白はオーストリア国旗の色でもありますが、整然とした市内では目立ちますし、アクセントにもなっています。
こちらは、少し新しい感じの車両です。
◆◇◆ウィーン点描◆◇◆
音楽の都、ウィーン。
音楽が溢れているのかと思っていたら概して静かな都会でした。どちらかと言えば、淋しいような冷たいような表情を感じました。しかし、それは通りすがりの旅行者の感想で、ウィーンはウィーン、歌劇場や楽友協会、大作曲家の記念碑や墓がある「本場」でした。
ト音記号があしらわれたモーツァルトの記念碑
こちらは、睥睨し続けるベートーヴェンの記念碑∎
Wien, Wien nur Du allein (ウィーン我が夢の町)