先週、NHK朝ドラの『らんまん』を観ていたら、いきなり軍歌「抜刀隊」(一部分)が流れたので驚きました。
回は忘れましたが、槙野（牧野）の妻、寿恵子が、当時の渋谷村に家を買い待合を始めた頃の村の発展の様子を描写するシーンの一コマでした。代々木に練兵場ができ兵隊が集まり賑わいはじめた雰囲気を出すために酔った兵隊にこの歌を歌わせたのだと思われます。
「抜刀隊」はお雇い外国人のシャルル・ルルーが外山正一の詞に作曲した軍歌で、西南戦争の官軍抜刀隊の活躍を歌ったもので、1885年（明治18）に初演されました。
蓄音機やラジオがまだまだ一般的ではなかった時代ですから、恐らく、その後の軍隊の整備、拡張や軍楽隊の公開演奏などで徐々に知られるようになったのだろうと思われます。
この辺りの歴史は大いに惹かれます。NHKの考証が知りたいところです。この曲がどのように大衆に浸透していき子供の歌にどう影響を与えたかは「一かけ二かけて」の発生に関しては重要なところだからです。
朝から軍歌で驚いたのですが、一方で、「一かけ二かけて」の調査も再開しなければと思いました。∎
（ご参考）
「抜刀隊」陸軍戸山学校軍楽隊及合唱隊、指揮：辻楽長、（SP音源）歌詞あり。（YouTube）
抜刀隊（軍歌）（ウィキペディア）
シャルル・ルルー（ウィキペディア）
今日の夕方の空模様です。
雲に覆われていていますが一部に青空も見えます。今日は変わりやすい天気で、この後雷雨になりました。しかし、我が家の地域ではパラパラ程度でした。
そう言えば、もうすぐ秋のお彼岸。この前、お盆で寺に行ったばかりなのにまたかと、お寺に行く周期が短くなったように感じられます。年齢とともに時間の経過が速くなったのでしょうか。加速度がついたかな。
とにかく、準備はしておかないと。
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