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ドレスデンで出会った車両 1

2022年04月06日 | 旅行
「出会った車両」シリーズは、今回からドイツ編に入ります。
ドイツの中でもザクセン州のドレスデンとライプチッヒの2つの都市を訪ねた時のものです(2008年夏頃)。滞在中は不得手なドイツ語で四苦八苦しましたが、それも今では楽しい思い出です。
前シリーズ同様、鉄道は隙間時間のお楽しみで、行き当たりばったりの出会いです。思い出しながらの語りになりますが、どうか、最後までお付き合いください。


ドレスデンの深紅の機関車


深紅の101型電気機関車が牽く長い列車がドレスデン中央駅の高架ホームに停車しています。101型はドイツ鉄道(Deutsche Bahn AG)の交流式特急旅客用機関車です。直線的なボディーと鮮やかな色彩が安定感と存在感を感じさせます。その一方、DB(デー・ベー)のロゴや車両番号はあっさりペンキ塗りというところはドイツ的合理主義なのでしょうか。

*機関車番号の最後の一桁(8)は管理用のチェックデジットで、入力ミスを防止するために付与されているものだそうです。

日本の鉄道を見慣れた目から見ると、ドイツの機関車は赤ら顔の大男のような感じで、デカくて無機質、頑丈そうに見えます。日本の機関車のような優美さ律義さには縁がないように見えてきます。



ドレスデン中央駅のコンコースからホームを望んだところ。
ICE(Intercity-Express、高速列車)と143形電気機関車654号機の牽く旅客列車が入線しています。
広々とした構内、効果的色彩、案内放送なし、広告控えめ。明るい大きな屋根を見ると、地震と台風のない国がうらやましくなりました。



ドレスデン中央駅は歴史を感じさせる重厚な造りの外観です(戦後の再建)。


***

ドレスデン点描  <1>



そのドレスデン駅構内は日本のそれとあまり変わらないようです。飲食店あり店舗ありですが、人は少なめです。ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の大判ポスターがありました。「あなたのために…奏でます」という意味でしょうか。



市章をあしらったドレスデンのマンホール蓋。DIN(ドイツ工業規格)番号まで刻印されていて驚きます(右下方)。



形と言いデザインと言い日本に持ち帰りたかったほど気に入ったドレスデンの歩行者用押しボタン。オール黄色に人物のピクトサインと「押す」の文字。前面全てがボタンというのも機能的でいい。電気機関車のように、とにかくシンプル、デカい、ゴツい。「かわいい」の対極(笑)。


RICOH / GR DIGITAL

ウェールズ編
ウェールズで出会った車両1 スランゴスレン鉄道 その1
ウェールズで出会った車両2 スランゴスレン鉄道 その2
ウェールズで出会った車両3 世界一長い名前の駅
ウェールズで出会った車両4 スランベリスの赤い機関車
ウェールズで出会った車両5 スノードンの山登り

ドイツ編
ドレスデンで出会った車両1 ドレスデン中央駅の赤い機関車
ドレスデンで出会った車両2 ドレスデン中央駅のICEとレギオ
ライプチッヒで出会った車両1 ライプチッヒ中央駅にて


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