かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

甘い関係

2005年02月09日 | タバコをやめると
私にかりんとうの味を教えたのは、祖父だった。

ベルギーチョコもいいが、やはりかりんとうには負ける。
そんじょそこらのかりんとうではない。
新宿中村屋の黒糖かりんとうでないとダメだ。
あの太くてごつごつして黒光りしているやつ。
私がブランドというものを初めて意識したものでもある。

物心ついたときから、祖父が香を焚いている脇で、
「かりんとうをつまみながらお茶する」ことが楽しみとなっていた。

禁煙を始めると、不思議なことに甘いものが欲しくなるようだ。
「今まで饅頭なんて食べたいと思ったことないのに」なんていう声は、
禁煙サポートをしているとよく聞かれる。

ニコチンは脳に働いて快感中枢を刺激しているので、
禁煙でニコチン切れの状態になると
甘いもので代償しようとする反応が起こるのか・・・

確かにストレスがたまると、甘いものが欲しくなる。
甘いものを食べると、幸せな気分になる。
だから、寂しいオンナは太るのだ!

もちろん、禁煙したからといって、甘いものが欲しくならない人もいる。
あーそうか!そういう人たちは、寂しくないんだな。

「Sweetie=甘いお菓子・恋人」はどちらも寂しい心の特効薬なんだ・・・
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