かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

節電生活

2011年03月14日 | 今日のワタシ
今朝は意気揚々と(?)早起きをし、久しぶりにサイクリングウェアに袖を通して、クロちゃん出勤をした。
玄関を出るときには、ブレーカーも完全に落とした。

職場は朝から計画停電の話で持ちきり。
自家発電があるとはいえ、お昼からの停電の際の切り替えにそなえて、いったん電子カルテをシャットダウンするよう院内指令が出た。

手術も緊急以外の予定手術は停電初日ということで、安全性を考えて、すべて延期になった。

院内はどこも薄暗く、普段から無駄な灯りを消してまわっていたワタシからすれば、嬉しいくらいの節電モード。

午前中には、「国民のみなさまへ」という内閣官房からのエリアメールで節電のお願いまできて、戦後最大の緊急事態であることを改めて実感した。

なのに!
結局、昼間の停電は、電力がたりたとかで実施されず。

東京電力の二転三転する対応、かなりまずいんじゃあないだろうか。
腹立たしいくらいだ。

「お客様には(計画停電などという前代未聞の対応をせねばならす)大変ご迷惑おかけして」

「苦渋の決断です」

などという言葉をきくと、何を今さらこの緊急事態に言っているのだ、と思う。
なにもかも失った被災者の方々のことを思えば、一日数時間の停電など、なんとも思わないよ。
へのかっぱだ。
みんな暴動も起こさず、淡々粛々協力体制で乗り切ろうとしているのだ。

だけど、「計画的」でないのは困る。
企業や公共交通、医療関係は、突然電気がとまるほうがよっぽど迷惑なのだ。
計画通りにやってもらいたい。
仕事中にしょっちゅうテレビで会見をチェックできるわけでもなし。

よくわからないけど、電気って貯められないのだろうか?
そこらへんのところ、ちゃんと説明してほしいよ、東京電力サン。
できれば週単位くらいで計画的にやってもらいたいね。
そうしたら、こんなに混乱せずにすむ。


出勤して「ブレーカーもちゃんと落としてきたよ!」とN先生に言ったら、「それぢゃあ、冷蔵庫も切れちゃうじゃない」と言われて、しまったーと思った。
帰宅するまで冷蔵庫はただの箱と化してしまうのか…
まっ、そう簡単には中のものは腐らんだろうとは思ったが、ちょっと心配ではあった。

急いで帰宅して恐々冷蔵庫を開けてみたら…

冷凍してあったご飯も、解凍されず。

なーんだ、へーきじゃん。
やっぱりさぁ、アタシたちって電気使いすぎてんじゃないのかしらねえ?


トイレに座るたびにヒヤッとしてびっくりする以外は、いまのところ楽しい節電生活。
今月の電気代が楽しみだ。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 計画停電 | トップ | 非常時のマスコミの役割 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

今日のワタシ」カテゴリの最新記事