Introduction, thème et variations (Arr. for Clarinet and Piano)
職場の同僚でクラリネット吹きのOさんが所属する吹奏楽団の演奏会へ行ってきた。
今回は独奏やアンサンブルが中心。
彼女が何の曲を独奏するのかは知らなかったが、休みの日は一日中カラオケボックスにこもって練習をしたから、かなり力を入れて臨んだ本番であることは想像できた。
クラリネットの音色も、チェロのように演奏者によって違いがあるのが最近わかってきた。
彼女の場合、性格を反映してか、とてもやさしい音色で、一緒にコンサートで演奏するときは、お互いの選曲の趣味も合っていて、どちらかというとメローでスローな曲を選びがちであった。
今回彼女が演奏したのは、ロッシーニ作曲「序奏、主題と変奏」。
彼女らしい柔らかい音色でテーマが始まったが、その後の変奏部分の演奏を聴くにつれ、これまで彼女の演奏では聴いたことのない、天井を突き抜けるような明るい音色にびっくりした。
かなりの難曲と思われるが、余計な力も抜けていて、お世辞抜きで素晴らしいパフォーマンスで、とても刺激を受けた。
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