幼なじみが亡くなった。
「倒れて救急車で運ばれたって!!」
昨晩、突然メッセージが入った。
その約1時間後。
今度は直接電話で「亡くなったって・・・」
訃報という言葉を使うには、まだ早すぎる気がする。
それくらい突然すぎて、夕べは実感がなかった。
フェイクニュースかもしれないという気持ちもわずかながら希望を持って頭のすみに維持しようとしていた。
でも、地元で葬儀屋を営んでいる同級生の「検死が入る」という言葉で、亡くなったことは確実なのだと理解した。
いつも10月の私の誕生日には忘れずにおめでとうメールをくれたし、年始のあいさつメールも絵文字付でくれる彼女であったけれど、今年はまだ連絡がないから、こちらからメールしてみようと思っていたところだった。
「連絡しておけばよかった・・・」
まっさきに悔やむのは、こういうことだ。
今朝、何年かぶりに仲の良かったYちゃんに電話した。
Yちゃんは東京で働いている。
同窓会で名刺はもらっていたけれど、電話するのは初めてだった。
地元を離れている人には、連絡が届きにくいと思ったからだ。
まだ出勤前の彼女と話ができた。
話をしていたら、なんだか少し実感がわいてきて、泣いた。
訃報は、こうやって故人に同じ思いを持っている人同志のあいだで、口伝えで届けられる・・・
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