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NHKの大河ドラマはいつも楽しみにして見ている、というタイプではない。
けれど、今回の「光る君」は面白いので、そのこと(日曜日の夜8時にドラマをやっていること)を思い出したら、チャンネルを合わせている。
言葉遣いが現代版であることが時々気になることはある。
日本を舞台にしたハリウッド映画で、外国人俳優のみならず、日本人俳優陣も全員英語を喋っていることに違和感を覚えるみたいな・・・
昨日、着付けの先生の所属団体の発表会を見に行った。
着付けを習っているころから何度か誘われていたけれど、実際に行ってみたのは初めて。
着付けを習い始めた人たちがステージの上でその成果を見せたり、着付け師を目指している人が色々な変わり結びをして見せたり、ベテランの講師陣が花嫁衣裳の着付けを披露したり、なかなか楽しかった。
そして最後のメインイベントは、十二単の着付け。
12は、12枚重ね着しているという意味ではなくて、「たくさん」と言う意味だそう。
実際には8-9枚。
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1枚をのぞいて、それぞれの着物は単衣仕立てとはいっても、総重量は16kgほどになるというから、膝関節に違和感がある人は、着ないほうがいい(笑)
この時代には、現代のような帯はまだなく、紐が使われているが、1枚1枚重ね着するごとに、下の着物を縛っていた紐は抜いていくので、最終的には最後の上着についている紐とあわせて、2本だけ使われている。
奈良時代は椅子生活だった(!)ので、着物はスカートの形をしていたが、平安時代に入ってお座敷生活になって、袴を履いた上に着物を羽織る形になったのだそう。
お彼岸を迎えてやっと残暑も和らいだ祝日。
単衣の紬にラオスの布から仕立てた半幅帯で出かけた。
着付けの先生方にも久しぶりにお会いできて楽しかった。
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