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「紅茶とお菓子の甘い日々」

紅茶と対話する時間

こんにちは。
暖かい日が続いていますね。


昨日は製菓専門学校のビバレッジ科の講師として、初日の紅茶の授業に行って来ました。


今年は2年目になりますが、
学生さんたちとは初対面。
さあ、どんな出会いが待っているのでしょう!!
ワクワクドキドキ。


教科書は著書「Tea Time for You毎日が幸せになる紅茶の愉しみ方」を用います。

将来カフェを開きたい学生たちに、
世界での紅茶の存在や紅茶の魅力、
そして、紅茶を学ぶことの大切さを
私は100分✖️3コマ、
マスクをしながら
熱弁しました。



それからは実習です。

紅茶の正しい淹れ方
美味しく淹れるコツをデモストレーションしながら説明していきました。


美味しい紅茶を淹れるには、
まず良い状態のお湯を沸かすことが重要です
そのバロメーターとなるのが、
茶葉の対流、ジャンピング。

充分に沸いていないお湯を注ぐと茶葉は上に浮かんだまま降りてきませんし、
沸かしすぎると茶葉はポットに下に沈んでしまい、味わいもまろやかにはいりません。
また、汲み置きの水やミネラルウォーターを使っても、うまく対流してくれません。
紅茶は本当にデリケート。
気持ちをこめて向き合うことが大切なのです と😉



茶葉の品質も重要です。
頂きもののダージリンセカンドフラッシュが出てきたので、自宅にいる際
ティーポットの検証の際に使用してみました。




恭しく布の袋に包まれたFTGFOP。
ゴールデンやシルバーディップスを多く含んでいましたが、
古いお茶は風味を失い、
残念なことになっていました。

皆様も、ご経験がありませんか?
茶葉はできるだけ新鮮なうちに飲みきりましょうね^_^



理想的なティーポットは
ジャンピングしやすいように
丸い形状をしていることが理想です。

材質は匂いが移らないガラス製か、
冷めにくいボーンチャイナなどの陶器、磁気など。







同じ耐熱のガラス製ティーポットでも、
若干味に差がでてくることがあります。
それは紅茶の量に見合ったティーポットを使うと良いですよ♬

陶器で淹れてみるとまた、まろやかさが違います。
特筆すべきは
ティーカップに注ぐ時の優雅さ。
ゴールデンドロップ(最後の一滴)の出方に違いが生まれます。



昨日学生たちと一緒に紅茶を淹れ、試飲しました。
すると、ある学生が目を丸くして言いました。
「これが、紅茶ですか!?
私が今まで紅茶だと思って飲んできたものは何だったのでしょう!!」
またある学生は言いました。
「こんな楽しい授業は初めてです!
もっともっと勉強して詳しくなりたいです」
みんなの表情がみるみる変わっていくのがわかりました。
「紅茶にはそれぞれ個性がありますからね、
その紅茶に合わせて、一番美味しくはいる淹れ方を探してみて」
と、私が言うと
「紅茶と対話をするということですね♬」という言葉が上がりました。




そう。
紅茶と向き合い、言葉を聞いてみてください。
きっと美味しく入るはず。




A nice cup of tea !!
紅茶はただの飲み物ではなく、
それを取り巻く全てを Teaというのですから。

そして周りの誰かと
対話してみることをおすすめします。

きっと新たな発見がある事でしょう。
Have a nice talking with someone♡











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