山形建築研究所-BLOG-休憩室

ここは建築設計事務所-山形建築研究所の休憩室です。
・・・・・・・ちょっとひと休みしていきませんか?

山形建築研究所-BLOG-休憩室へようこそ!

山形建築研究所-BLOG-休憩室にお越しいただきありがとうございます。 私たちは、首都圏北部の中核と言われる宇都宮市に事務所を置き、栃木県全域をはじめ、関東近県を設計業務範囲の核として、住宅設計を主として行っている建築設計事務所です。 このブログは山形建築研究所の休憩室です。 イベント情報や現在進行中の建築現場のレポートをはじめ、住まい、建築にまつわる諸々の話、事務所や我が家での出来事等、日々感じた事などを趣味の写真を交えながら気の向くまま、勝手気ままに綴っていきます。 よろしくお付き合い下さい。

香りの春

2025年03月09日 | 写真
今朝の散歩道から・・・昨夜の雪に濡れた梅の花  GRⅢx 適宜トリミング


この季節、梅の花は繰り返される季節の定番、毎年同じように咲く花の香りは春の始まりを感じさせてくれます。(^^


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アンカーボルト

2025年03月06日 | 上辺見のすまい
先週の記事<コンクリート打設>でお伝えしていた<上辺見のすまい>の現場では、予定通り基礎立上りのコンクリート打設が行われました。

打設に先立って据え付けられたアンカーボルト設置状況の確認です。


そもそもアンカーボルトというのは、何!・・・ということで
構造部材や設備機器などを固定するためのボルトで、引張りやせん断など抵抗して動かないようにするためのもの。

木造の土台をコンクリートの基礎に連結させるためにコンクリートに埋め込むボルトで、木造の場合は
建物が風圧力や地震力によって生じる引抜きに耐えるために設ける重要な働きをします。
設置箇所は、土台の継手や仕口、土台切れ端部、及び耐力壁の両端部など、アンカーボルトの間隔は1.7m以内になるように設置。(←うちの事務所の場合)
さらに土台伏図との照合を行い、埋め込む位置を決定します。
アンカーボルトのサイズは、M12、として、ホールダウン金物専用アンカーボルトはM16というあたりが一般的。


据付けられたアンカーボルト、手前にチラッと見えるボルトがM12、そびえたつボルトがM16 GRデジタルⅢ ノートリミング。

立上り部分の打設状況 M16は長さが700㎜、専用の治具を使って固定されます。


打設終了を確認して現場を離れてしまいましたが、この後、セルフレベリング材を流し込んで基礎天端が水平、平滑に仕上がります。
この後、いよいよ大工職の登場!基礎天端の墨出し、土台敷きへと進んでいきます。(^^

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気温上昇

2025年03月02日 | 写真
すこし遅く起きた休日の朝、散歩道から

T字路、突き当りのカーブミラーの前で、さて、右か左か・・・と、休日散歩道はのんびり散策 GRⅢ モノトーン 適宜トリミング


4月並みの気温となった宇都宮界隈、暖かさに貝殻公園の梅は、ほぼ満開!と云った感 GRⅢ モノトーン


「満開の梅」って・・・モノクロじゃよくわかりませんよね・・・(^^;) 

週明けは、また寒さが戻ってくるとの事・・・ブログをご覧の皆様、どうぞお体に気を付けてください。

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コンクリート打設

2025年02月27日 | 上辺見のすまい
先週までの寒さから一転して暖かなここ宇都宮界隈。

続いた暖かさから梅の花もほころびはじめて・・・春を告げる花が見頃です。(^^ GRⅢ

前回の記事からの続編、<上辺見のすまい>では二回目のコンクリート打設が行われました。

現場にはコンクリート圧送ポンプ車が登場です。 以下4点ともGRⅢ 適宜トリミング
このポンプ車の後を追うようにして現場に到着、僕の後を追うようにコンクリートミキサー車が到着!・・・ナイスなタイミング。(^^;)


いつものように、現場に到着したコンクリートミキサー車の納入書から、呼び強度、スランプ値(コンクリートの柔らかさ)などを確認して打設開始!


打設したコンクリートで型枠がズレていないか・・・水糸を張って確認しながら打設が進みます。


本日打設したコンクリートは、約16.0立米、重さにして約38トン・・・コンクリートは一立米あたり約2.3トンもあるんですよ。
打設した圧力で型枠がズレるのはコンクリートが重いから・・・型枠の精度や強度が重要な理由はこのためなのです。

この後、残りの立上りコンクリートを打設が終われば、後はお彼岸明けの建方までしばしの養生。
今はまだチョット殺風景ですが、建方に入ると一気に工事現場らしくなるはず・・・お彼岸明けが楽しみな現場です。(^^)v

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基礎工事

2025年02月26日 | 上辺見のすまい
昨日のことですが基礎工事が進む<上辺見のすまい>の現場へ・・・基礎配筋検査、コンクリート打設の立会いです。
住宅瑕疵担保責任保険への加入が義務付けられてからその規定による検査として、木造の基礎であっても検査機関から検査員が来て配筋検査が行われます。
午前中にはその検査が終わり、指摘事項無しと建築会社から連絡をいただいていました。

検査機関の検査には時間が合わずに立ち会うことができずに、事前に行った事務所の配筋検査時に撮った写真。

以下2点とも GRⅢ ハイコントラスト白黒 適宜トリミング

午後から行われた、基礎底版の一回目のコンクリート打設。


敷地の中に高低差がある今回の計画、低いほうの基礎を最初に打設して、上段の底版を後からというように、二回に分けてのコンクリート打設です。
低い部分は全体の1/4くらいのボリュームなので、ポンプ車は使わずコンクリートミキサー車から直接打設、時間にして20分程度で無事完了です。
明日が上の段、二回目、コンクリート圧送ポンプ車を使っての打設予定です。

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薄氷

2025年02月22日 | 写真

今朝の散歩道から・・・公園の池、薄氷に反射した朝の陽ざしが眩しかった。 GRⅢ 適宜トリミング

暦の上では<雨水>、冷たい雪が春の雨に代わり、寒さもゆるむ頃とのことですが、春はもう少しと云った宇都宮界隈です。(^^

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着工

2025年02月19日 | 上辺見のすまい
ここのところ何日か暖かな日が続いていた宇都宮界隈、日差しにつられて梅の花が咲いているかなぁ?・・・と現場の帰り道にチョット寄り道。(^^

ツボミはふくらんできて、何輪か咲き始めていましたが、開花宣言はもう少し先になりそう・・・と云った感の貝殻公園の梅 GRⅢ マクロ 適宜トリミング

先週の記事の続きになりますが<上辺見のすまい>の現場は今週から本格的に工事が始まりました。

丁張りを掛けて、根伐り(掘削)を行い、砕石地業(砕石による基礎下の締固め)、底版の断熱材を並べて防湿シートが敷かれ
この後には捨てコンクリートの打設が行われるところまで。


今日のフォトジェニックは、ピンと張られ交差した<水糸> GRⅢ ブリーチバイパス 適宜トリミング

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着工準備

2025年02月15日 | 上辺見のすまい
前回の記事<地鎮の儀>からチョット時間が空いてしまいましたが<上辺見のすまい>は着工のための準備が進められています。

昨日は構造材プレカットの打合せが行われました。
君島建築さん、担当する大工職の佐藤さん、木材商、共栄の和林さん、プレカット工場の金平ウッドテックの髙倉さんに集まっていただいての打合せでした。
プレカットの打合せ>の風景は何度かご紹介していていますので、ブログ愛読者(?)の方にとってみると「この風景、どこかで見たことがある?」と云うことに・・・(^^;)

以前の写真と見比べてチョット違っているところがありますが、さてどこが違っているでしょうか? GRⅢ モノクロ 適宜トリミング

答えは・・・私の席の机の上に置かれた「ノートパソコン」
すこし前の記事<現場のパソコン>で書いていた、現場打合せ用のパソコンを導入!
使ってみた感想は、「現場からの質疑に対して、CADデータを確認しながら、その場で回答できる」というスピード感。(^^
一旦事務所に持ち帰って確認してから回答するということが激減しました・・・まあ、いまさらながらではありますが、とにかく便利なパソコンです。

そして今日の午前中は現場で始まる<丁張り>の確認、基礎工との打ち合わせのためにパソコン持参で現場へと・・・(^^;) GRⅢx モノクロ 適宜トリミング

丁張りは、工事着手前に建物の正確な位置を出すための作業で、厳密に云うと着手前の作業なので着工準備ということ。
建物の位置や設計地盤の確認をするための重要な工程で、その後の工事の精度にも大きく影響を及ぼす作業です。

今までは紙の上、パソコンのデータの中にあったモノがいよいよ現場へと写されて、来週からは本格的な工事の始まりです!

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おだやかな現場

2025年02月10日 | 小原のすまい
週が明けて寒波もチョットだけ和らいで、おだやかに感じられるようになってきたかなぁと云った宇都宮界隈 (^^

<小原のすまい>の現場から・・・
来週に予定している断熱材吹込み工事を前にして、電気・空調・換気設備の外壁面の工事がほぼ完了と云うところまで進んでいます。

今日の午前中には、外壁廻りの設備関係、特にコンセント・スイッチ等の位置をすまい手に確認していただくための打合せでした。
断熱材が吹き込まれてしまうとその後の変更が難しくなるために、チョット無理を言って予定を合わせていただきました。(^^;)

打合せを終えてブログネタの写真をと・・・(^^ GRⅢx 適宜トリミング

外壁通気層の竪胴縁の取付作業を進めている大工職の映り込んだ影のカタチが楽しそうに見えたので撮ってみました・・・(^^

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立春寒波

2025年02月08日 | 写真
今朝の散歩道から・・・昨夜は雪がチラついたようで、寒い朝を迎えたここ宇都宮界隈 2点とも GRⅢx 適宜トリミング




二十四節気の「立春」を過ぎて暦の上では春と云うことですが、宇都宮界隈ではこの冬、最強の寒波の影響で寒い日が続いています。
来週からは寒さが和らぐそうですが、朝の散歩ではまだまだ、肩をすくめてしまうような冷え込みが続きそうです。(^^

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現場のパソコン

2025年02月07日 | 小原のすまい
この冬最強と言われている立春寒波・・・今朝も寒い朝でした。そんな今日は<小原のすまい>現場で大工職と打合せへと。
SNSを使って現場の状況を画像で送ってもらって、事務所のモニターでCADデータを確認しながら・・・なんてことも出来るようになってきているのですが
前回の記事<軒線>で書いていたように温かいコーヒーをいただきながらと云った、のんびりとした現場での楽しい打合せから離れられないようです。(^^;)

<小原のすまい>を担当していただいている大工職のMさんは、CADの使い手、それもうちの事務所で使っているJW_CADの使い手です。 写真はGRⅢ


なので、CADデータを共有することができ、紙のデータでは読み取れないところを、現場でCADデータから判断して作業を進めてもらえるようになっています。
設計している側からも、CADデータが全て頭の中に入っている訳じゃありませんから、現場打合せでで詳細な部分を確認できるのはとっても助かるところです。
なによりも、共通の言語で話ができているような安心感が生まれるのが、うれしいところでもあります。(^^


一度、仕舞ったパソコンを出して頂いて、ブログネタ用に撮影させてもらいました。(^^ GRⅢx 適宜トリミング

共通仕様とか標準詳細をつくって、コピーして使う・・・みたいなことが一番嫌いな私。(^^;)
現場ごとに少しづつ納まりを変えていくという進め方をするためにも、さらに設計している時に考えていた内容を現場でしっかりと伝えるためにも
うちの事務所でも現場へ持ち出せるパソコンの導入を(←今さら?と言われそうですが)考えようかなぁ・・・と思ったのでした。


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立春大吉

2025年02月03日 | 雑感
今年の節分は2月2日で例年より一日早い!
早い理由は<4年前の節分の記事>で書いていたようです。その時は「明治30年、1897年以来、124年ぶり・・・」と書いていましたが
今年は2021年以来4年ぶり・・・うるう年やオリンピックみたいになっていますが、2021年の次に節分が2月2日になったのが
うるう年の翌年である今年で、このようにしばらくは4年に1回、うるう年の翌年の節分が2月2日になるそうです。


日にちが一日ずれた昨夜の我が家の食卓には、邪気を追い払ってくれて健康のためにもということで<イワシ> GRⅢx 適宜トリミング
<鰯の頭も信心から>なんてことわざもありますが、なにごとも信じることが大切ですね!

そして今日は立春・・・春らしい写真をと云いたいところですが今年は「暦の上での春」と云った一日なので蔵出し写真で・・・(^^;)

冬が終わり春が始まる節目の日。
立春大吉は縦書きにすると左右対称。昔から左右対称は縁起が良く商売繁盛に繋がるといわれているそうです。
ということで、オマジナイ・・・(^^)v

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ツボミ

2025年02月01日 | 我が街
今年の梅の様子が気になりだして近くの公園まで梅見に・・・(^^
昨年のブログを見返してみると、「つぼみがふくらみ始めてきた・・・」なんてことを書いていましたが


今年は、まだまだこれからと云った感 GRⅢx 適宜トリミング もしかすると違う個体だったかもしれませんが・・・(^^;)

梅の木は草木の中でもいち早く花を咲かせる、百花のさきがけ、今年もカメラ片手の梅の花見を楽しみたいと思ったところです。(^^)v


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軒先唐草

2025年01月28日 | 小原のすまい
今日の午前中は工事が進む<小原のすまい>の現場へと・・・板金職による屋根工事が進んでいます。

化粧となる鼻隠しの上端には、ガルバリウム鋼板の軒先唐草が精度よく取り付けられてキレイな軒線です。(^^ GRⅢ

板金職というと雨樋がブリキなどの金属製だったことから、板金職と云えば雨樋工事という印象がありますが、
屋根・外壁・雨樋などに薄く伸ばした金属の板を使う工事を行う職方のことで、外装工事全般を手掛けるのが現在の板金職です。
この現場の板金職、仕事のこだわりは、なかなかのもので、そんな気持ちがキレイな軒線に表れるのでしょう!

現場についたのがちょうど、10時の休憩時間になってしまって・・・

住まい手Kさんから届いていた、美味しい焼き菓子と大工職に入れていただいたコーヒーで・・・(^^  GRⅢ 適宜トリミング


ここで、チョットコマーシャルを!
<小原のすまい>のすまい手である、Kさんはパティシエで、宇都宮市内で<harenohi>という洋菓子店を営んでいらっしゃいます。
お店には「旬のフルーツを楽しんでほしい」という想いで作った季節感のあるケーキが並んでいますので、ブログをご覧になっている皆様、素材を活かしたSWEETSをどうぞお試しあれ!


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ポークストロガノ墳

2025年01月27日 | グルメ
昨年12月の記事<大雪>のなかで撮っていた県立博物館の企画展「死者と生者の古墳時代」のタイトルがずっと気になっていて・・・

博物館レストランの期間中限定メニュー「ポークストロガノ墳」を食べてきたという話。
元々「限定」なんて云うキーワードに弱い私なので・・・(^^;)
そして「生き返るほど美味しい・・」なんて言われると、なおさらのことです。 写真は以下3点とも GRⅢ 適宜トリミング




ポークストロガノ墳と一緒に登場したのは「シャベル」


完食!墓荒らしをしたような・・・(^^;)
墳長およそ20センチメートルの前方後円墳に見立てたライスにポークストロガノフをかけて、美味しくいただきました。(^^
あまりにもお皿がキレイすぎて、いじきたなく思われそうなので説明しておきますが、テーブルナプキンで拭いて撮影しました。

その後、企画展「死者の生者の古墳時代」を観て、とっても興味深い内容の展示でした。
その話は機会があればと云うことで・・・(^^;)
ただ、<ポークストロガノ墳>が食べられるのは週末まで!

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<いまいすみのすまい>完成見学会 ご参加ありがとうございました

<いまいすみのすまい>完成見学会を開催し無事終えることができました。 お越しいただきました皆様、まことにありがとうございました。 詳しくはこちらから… -山形建築研究所-ウエブサイト