先週の事ですが福島県矢祭町にある<
矢澤酒造店>蔵元へ・・・「南郷」は江戸時代から続く銘酒
でも目的はお酒、だけじゃなくて醸造蔵の敷地内に建てられた日本酒が飲めるカフェの見学
醸造室にカフェスペースを併設された木造平屋建ての建物で設計は内藤廣氏によるもので、氏が手がけた建物を一度見てみたくて・・・
正面から右手が醸造室、中央のパサージュを挟んで左側がカフェスペース 以下写真はすべてGRⅢ
パサージュからカフェスペースへ
呑み意地が張って写真を撮る前に飲んでしまってグラスが綺麗じゃありませんが、ご勘弁・・・(^^;)
いただいた銘柄は「つう」 辛口で透明感があり、お米の旨味とキレの良さを味わえるお酒でした
九代目当主から設計を依頼した経緯や内藤氏の人柄など、なかなか聞けないお話を聞かせていただいたり、
内藤氏の建築に刺激を受けながら、美味しいお酒を堪能してきました。(^^
内藤氏の設計事例といえば美術館、博物館や公共施設など大規模なものを思い浮かべると思いますが
この事例のような小品にこそ、この酒蔵の酒のように内藤氏の旨味とキレの良さがあるように思いました。
グラス越しに眺めたカフェスペース前の庭には、お酒を絞る時に使う布を干す場所になっていましたが、
仕込みが終わるとプラケースをどけて水盤が現れるとのこと、そのタイミングでもう一度訪れてみようと思ったのでした。(^^)v
-山形建築研究所-ウエブサイトはこちらからどうぞ