2015年秋の竣工から、早2年半が経つ<クマさんのすまい>、今日は午後から雑誌の取材でした。
それにしてもきれいに住まわれているご様子・・・取材のために片付けたとおっしゃっていましたが、おかげで撮影もテンポよく進んだようです。
玄関から土間、<借景の開口部>を撮影中・・・をGR DIGITAL Ⅳで撮影。
撮影がテンポよく進む要因は機材がデジタルカメラだからだろうなと、傍で見ていて思いました。
大まかに決めた位置にカメラを置き、モニターで記者の方と共に確認して構図や小物の微調整をして本撮影。
フィルムでの撮影とは断然スピードが違う、という印象です。
カメラもデジタル一眼ではなくミラーレスの時代・・・フルサイズミラーレス!
写真家の方が持っていたのは、ソニーα9・・・遠目に見えた数字は、7でなく9だったよう(たぶん)
「ミラーレスに切り替えている写真家が最近多いんです、キャノンやニコンでも今年中にミラーレスに参入する予定ですよ」とのこと。
話題がカメラの話になってしまいましたが、そんなこんなで撮影に要した時間は2時間も掛からず。
その後、住まい手であるクマさん、君島建築社長と私へのインタビューがあって、3時間ほどで全て終了!となった取材だったのでした。
どんな写真になるのか? 楽しみ!
この<クマさんのすまい>が掲載されるのは、今年の7月頃の予定とのこと。
とちぎの住まいづくり vol.39 工務店のちからという特集記事でとりあげられる予定です。
書店で見かけたりしたら、ぜひご覧下さい・・・で、立ち読みじゃなく買って下さいね。(^^)v
そんな取材の合間にクマさんの暮らしの様子が垣間見れる風景をと・・・GR DIGITAL Ⅳ
竣工時の姿が全てで後は「我、感知せず」という建築家もいらっしゃるようですが
私の場合、設計した家に「暮らし」が入ってはじめて住宅は形になると考えています。
そんな様子を想像しながら、意図してデザインもしているので、こうやって引越しされて新しい住まいに慣れて
少し落ち着かれてから拝見できる機会があると、改めて「ああ、できたんだなぁ」と思えて、それがまた嬉しくも感じます。(^^)
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