山形建築研究所-BLOG-休憩室

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山形建築研究所-BLOG-休憩室にお越しいただきありがとうございます。 私たちは、首都圏北部の中核と言われる宇都宮市に事務所を置き、栃木県全域をはじめ、関東近県を設計業務範囲の核として、住宅設計を主として行っている建築設計事務所です。 このブログは山形建築研究所の休憩室です。 イベント情報や現在進行中の建築現場のレポートをはじめ、住まい、建築にまつわる諸々の話、事務所や我が家での出来事等、日々感じた事などを趣味の写真を交えながら気の向くまま、勝手気ままに綴っていきます。 よろしくお付き合い下さい。

ガルバリウムスパンドレル

2024年10月25日 | 川辺の事務所
暑い秋(←チョットおかしな言い方ですが)ではなくなってきて、ひとあめごとに本来の秋らしくなってきたなぁ・・・と云った感の宇都宮界隈。

雨に濡れた落ち葉から秋の気配を感じたりして・・・ GRⅢx

外壁の工事が進む<川辺の事務所>の現場では、まもなくガルバリウムスパンドレルが張り終わります。(^^ GRⅢ 適宜トリミング


このガルバリウムスパンドレルは、うちの事務所では初めて採用した外壁材。
ガルバリウム鋼板を工場で角型波状に成型された材料で、長尺材(およそ7.0メートル)、働き巾が150㎜のガルバリウム鋼板を一枚づつ張っていきます。
成形された鋼板はコーキングを使わずに、ビス止めで施工されるためメンテナンスに優れているというメリットがある材料。
でも、工場で成形されたとは云っても、長尺材であるために材料の精度を確認しながら一枚ずつ墨出しをしながら張っていかなければならないのが
まあ、デメリットと云えばデメリットかなぁ・・・(^^;)

板金職には手間をかけてしまいましたが、おかげさまで張り上りは満足の出来ばえとなりました。(^^)v


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素地

2024年09月02日 | 川辺の事務所

前回の現場からの報告<定例>から、チョット時間があいてしまいましたが、今日は<川辺の事務所>の現場から 写真はGRⅢ ネガフィルム調

石こうボードを貼り終えた現場、石こうボードの紙の素地の感じは仕上がった時とは違った柔らかな感じがして、ワタシ的には好きな感覚なんですが。(^^

大工職による内装下地まで完了して、この後はクライアントによる仕上工事が進められる予定です。

以前の記事<スタディ模型>でチラッとお伝えしていましたが、クライアントは建築関係の会社で内装工事は専門といったところ。

基本設計から実施設計はうちの事務所で担当させていただいて、施工中にアイデアを出し合いながらのコラボレーションと云った進め方です。

施工をお願いした君島建築さんは、この後、外壁工事、設備工事などが控えていますが大工職は一旦現場から離れることになります。

ということで、石こうボード下地のチェックをする大工職の後ろ姿をナイショで・・・

まだまだ、工事は進んで、この後のコラボレーションが楽しみな<川辺の事務所>からのリポートでした。

 

そしてこちらもよろしく!・・・<いまいすみのすまい>完成見学会!・・・↓ 皆様のご参加をお待ちしております。

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<いまいすみのすまい>完成見学会 参加者募集中です!
日時:9月7日()・8日() 10:00~17:30
場所:宇都宮市今泉町
詳しくは<ウエブサイト>をご覧ください
皆様のご参加申し込みをお待ちしております

 


 

 

 

 

 


定例

2024年07月18日 | 川辺の事務所
暑さの中気合を入れて向かった<川辺の事務所>の現場で定例打合せ
梅雨明けが発表されてなお一層暑さを感じるなか、打合せが始まった午後3:00頃でも30℃を超える暑さ!



現場に置かれた扇風機 GRⅢ

定例となった打合せを終えての雑感です・・・
建物が出来上がった時に設計図も完成すると思います。
設計を進めている時に、どんなに深く考えたつもりでも現場に出ないと決まらない部分がどうしても残ってしまいます。
また、設計から施工まで時間の経過によって考えが変わることもあります。
設計図は建築するに当たっての基本的なガイドラインだと思っています。詳細は現場で決まっていくことが多いものです。
現場での変更はトラブルの元になりやすいので、出来れば避けたいものですが、建物がより良くなると分かれば現場で変更する勇気も必要です。
ただし、出来上がってから変更されたのでは、施工する側もたまったものじゃないし、何もわからずに追加金を請求される建築主もたまったものじゃありません。
現場でなければ決められないことも多くありますが、施工する職方の手を止めない配慮も必要なことです。
建物が良くなっていくためには、建築主の理解、そして施工者と設計者の相性が重要なところです。
そして工事の状況を把握し現場で決められるギリギリまで待って、無理のない段取りを考え、手配する現場担当者の裁量が重要なところなんだろうなぁ・・・
・・・そんなことを思った今日の定例打合せでした。(^^

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ブラック

2024年06月21日 | 川辺の事務所
昨日のことですが工事が進む<川辺の事務所>では進捗に合わせて定例化してきた打合せのために現場へと・・・


板金職によるガルバリウム鋼板竪ハゼ葺きが進められています。 キレイに工事が進められています。(^^)v  写真はGRⅢ 適宜トリミング

選んだ屋根材の色は<ブラック>です。色彩心理学では色には固有の意味があって黒は重厚感、力強さと云ったイメージ!
今回も例によってサンプル帳から選んでいるのですが、ひと口に「黒」と云ってもかなり微妙な感じです。
サンプル帳にある<ダークグレー>と<ブラック>との違いは?と云った感。(^^;)
ただ、うちの事務所の事例でよく使っている<銀黒(ギングロ)>というガンメタリックと比べると、どちらもかなり黒い!

黒やグレー、白は「無彩色」で赤や青などと違って色味を持っていない色で、目に感じる光の波長範囲全域で光の吸収や反射が特定の波長に対して高くなったり低くなったりしない色。
反射率が低いと黒っぽく見え、反射率が低いと白っぽく見えます・・・黒をハッキリと定義するのは難しいようですねェ。(^^;)


ここからはチョット話題から離れてしまいますが、(-_-;) 下の写真は外壁を選ぶために用意して頂いた、ガルバリウム鋼板角波鉄板。

サンプルは<ライトグレー>と云った色なんですが、露出補正を極端に下げて(EV:-2.0)で撮影したので、画面ではほぼ黒に見えているかと思います。


話はさらに脱線して・・・モノクロにレタッチしたブルーシートに覆われた現場です。(^^;)

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上棟

2024年06月12日 | 川辺の事務所
梅雨入り間近の宇都宮界隈、真夏日が予想された昨日<川辺の事務所>の現場は建て方が行われました。

朝から晴れた夏の空に映えるラフタークレーン GRⅢ


午前中には2階小屋梁まで組み上げられて・・・


昼前には棟木が上がって無事に上棟まで・・・写真では小屋梁に隠れて棟木が見えませんが妻側の登り梁も組まれて切妻がカタチになっています。

3時の休憩前には野地板と通気層を確保するための<通気くん>の取付が同時に進められて・・・


建て方の時に野地板下に通気くんが取り付けられるのを見るのはこの現場が初めて!

施工内容を理解して施工手順を工夫した大工職によるものです。(^^)v


夕方に防水ルーフィング、耐力壁面材取付まで進んで作業は無事に終了 GRⅢ モノクロ

今回のような規模の大きな軸組を一日でここまで進めることは難しいことですが、うちの事例を理解している組み上げてくれる優秀な大工職に感謝です。^^
クライアントにも建て方作業を見学していただいて、目の前で事務所の形が表れてゆくその姿にワクワクしておられる感じが伝わってきて、こちらとしても嬉しいかぎり。

ということで、改めましておめでとうございます。また、あたたかな心遣いまでいただきまして、まことにありがとうございました!
そして、予想以上となった暑さの中、作業にあたっていただいた職方の皆様、本当にお疲れさまでした。(^^

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<いまいすみのすまい>完成見学会 ご参加ありがとうございました

<いまいすみのすまい>完成見学会を開催し無事終えることができました。 お越しいただきました皆様、まことにありがとうございました。 詳しくはこちらから… -山形建築研究所-ウエブサイト