暑さの中気合を入れて向かった<川辺の事務所>の現場で定例打合せ
梅雨明けが発表されてなお一層暑さを感じるなか、打合せが始まった午後3:00頃でも30℃を超える暑さ!
現場に置かれた扇風機 GRⅢ
定例となった打合せを終えての雑感です・・・
建物が出来上がった時に設計図も完成すると思います。
設計を進めている時に、どんなに深く考えたつもりでも現場に出ないと決まらない部分がどうしても残ってしまいます。
また、設計から施工まで時間の経過によって考えが変わることもあります。
設計図は建築するに当たっての基本的なガイドラインだと思っています。詳細は現場で決まっていくことが多いものです。
現場での変更はトラブルの元になりやすいので、出来れば避けたいものですが、建物がより良くなると分かれば現場で変更する勇気も必要です。
ただし、出来上がってから変更されたのでは、施工する側もたまったものじゃないし、何もわからずに追加金を請求される建築主もたまったものじゃありません。
現場でなければ決められないことも多くありますが、施工する職方の手を止めない配慮も必要なことです。
建物が良くなっていくためには、建築主の理解、そして施工者と設計者の相性が重要なところです。
そして工事の状況を把握し現場で決められるギリギリまで待って、無理のない段取りを考え、手配する現場担当者の裁量が重要なところなんだろうなぁ・・・
・・・そんなことを思った今日の定例打合せでした。(^^
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