山形建築研究所-BLOG-休憩室

ここは建築設計事務所-山形建築研究所の休憩室です。
・・・・・・・ちょっとひと休みしていきませんか?

山形建築研究所-BLOG-休憩室へようこそ!

山形建築研究所-BLOG-休憩室にお越しいただきありがとうございます。 私たちは、首都圏北部の中核と言われる宇都宮市に事務所を置き、栃木県全域をはじめ、関東近県を設計業務範囲の核として、住宅設計を主として行っている建築設計事務所です。 このブログは山形建築研究所の休憩室です。 イベント情報や現在進行中の建築現場のレポートをはじめ、住まい、建築にまつわる諸々の話、事務所や我が家での出来事等、日々感じた事などを趣味の写真を交えながら気の向くまま、勝手気ままに綴っていきます。 よろしくお付き合い下さい。

5年後の暮らし

2021年10月29日 | 小田林のすまい
だんだんと日が短く感じられるようになってきた我が街宇都宮界隈。

小田林のすまい>へお邪魔した帰り道に・・・GRⅢ クロスプロセス EV-2.0 50㎜クロップ

2015年12月に竣工した<小田林のすまい> すまい始めて今年の年末で6年目を迎えます。
お子さんの成長に合わせて子供部屋の収納計画のご相談でお邪魔させていただいたという訳です。(^^

子供部屋の天井に張られた<ベニヤ

時間の経過で味わい深い色「いい色」に変化しています。GRⅢ ポジフィルム調

竣工当時は3人だった家族が4人に増えたり、お子さんの成長に合わせるように住まいの「カタチ」も変化していくんですね。(^^)


-山形建築研究所-ウエブサイト




竣工写真撮影

2014年12月25日 | 小田林のすまい
晴天に恵まれたクリスマス・・・<小田林のすまい>では竣工写真撮影を行いました(←クリスマスとは直接の関係はありませんが)
撮影をお願いしたのはフォトスタジオ・コバヤシの小林和正さんです。
午前中の外観撮影から始まり、お昼をはさんで内部撮影と・・・時間に余裕があったため途中には写真教室というような場面も。(^^

広角ズームレンズの24mm端と標準ズームレンズの24mm端、同じ24mmでもレンズの性格で描写は全く別物になる・・・なんてところを実際に見せていただいたり
機動性がいいからズームレンズを使っているけど、描写力は単焦点レンズには敵わないんですよ・・・なんていうレンズの話や
焦点距離と被写界深度との関係、ホワイトバランス、色温度の設定の加減などなど・・・ためになる話ばかり。(^^)


そんな話をしているうちに、周囲は夕刻撮影の時間に・・・三脚、脚立で撮影する様子をGRデジタルⅢで撮影

いつもなら、例によって刻一刻と暗くなる空の明るさとの戦いなのですが、今日は不思議と陽が落ちる時間がゆっくり
これは前回の記事<冬至10日前>ならぬ、冬至を過ぎたから?・・・でしょうかねなんて話をしながら
エンディングの夕刻撮影を無事終了。寒い中、本当にお疲れ様でした。






ほぼでき

2014年12月08日 | 小田林のすまい
<小田林のすまい>では、内部の養生をはがしてクリーニングも完了!


ファミリルームから広縁越しに東側の景色を切り取り、視線はさらにその先へ伸びていきます。GRデジタルⅢ ノートリミング。
こちらも週末の引渡しを前にして、前回の記事『最終コーナーを回ったあたり・・・』からゴールは目前と云った感の現場です。

ベニヤ

2014年11月24日 | 小田林のすまい
今日は<小田林のすまい>の現場打合せ、来月の竣工を目前にしてすまい手であるKさんご家族との打合せでした。
塗装や壁紙張りなどの仕上げ工事が進んで、照明器具や設備機器などの取付工事へと進んでいく予定です。



天井に張られた『ラワンベニヤ』 GRデジタルⅢ ノートリミング。

今日はちょっと、ベニヤ、正しくは合板について・・・
一定の厚さにした単板を3枚以上の奇数枚で、繊維方向(木目方向)に交差するように積み重ねて熱圧接着した木質ボードのことです。
縮みや割れ、反りなどに強いという特徴があり高温多湿な日本の風土に順応した木質系材料です。
合板をベニヤ板と呼びますが、本来ベニヤ(veneer)とは単板を意味します。合板の英訳はプライウッド(plywood)です。
明治の頃にロシアから合板を輸入した際にベニヤ板と呼んだことから広まったようです。
合板の製造は、まず原木から単板を作ります。原木丸太の中心を軸に回転させ、刃を当て丸太を大根のかつら剥きのようにします
これを所定の長さでカットし乾燥させることで単板が作られます。
次に単板に接着剤を塗布し、繊維方向を互い違いに重ねて、熱と圧力を加えて接着剤を完全に硬化させることで合板が出来上がります。
一般に合板と云えばラワン合板を指すほど、日本ではラワン材を大量に消費してきましたが、東南アジアの原木生産国では
乱伐により資源が枯渇し、自然環境を破壊することになってしまいました。
合板の材料としてラワンは材質の安定、強度、加工性、なによりもコストが安く大量に入手可能が災いしてしまったようです。
現在ではラワンは貴重品と云うことになってしまいました。

ベニヤ、ベニヤと云うなかれ、ベニヤだって木は木なんですから。(^^;
そして、使うに当たってはディティールには特に気を使わないといけませんね。


足場解体

2014年10月30日 | 小田林のすまい
<小田林のすまい>でも外部足場が外されて、外観はスッキリと。(^^)


現場の様子を腰に手を当て眺めているのは、斉藤木材の社長。足場が外れてちょっと『ホッ』としている様子の後ろ姿。GRデジタルⅢ 適宜トリミング。

この後は建物北側に合併処理浄化槽を設置して、建物周囲には砕石や黒土などの盛土を搬入し地盤のかさ上げを行うことになります。
大工職による内部木工事もまもなく終了の予定。外部のデッキ工事の準備が進められます。
工事進捗は予定通りの現場です。(^^)v



<いまいすみのすまい>完成見学会 ご参加ありがとうございました

<いまいすみのすまい>完成見学会を開催し無事終えることができました。 お越しいただきました皆様、まことにありがとうございました。 詳しくはこちらから… -山形建築研究所-ウエブサイト