前回の記事<
工事請負契約>でお伝えしていた<小原のすまい>は大安の今日、めでたく地鎮祭が執り行われました。
地鎮祭、神社などの祭壇におまつりし神さまにお供えするお酒を「奉献酒」と云って、日本酒がならわしなんですが、うちの事務所で用意したのは
「日本酒はあまり飲まないんですよねェ・・・」と云うすまい手の嗜好?にあわせてスパークリングワイン。(^^
シュワシュワという泡で「おめでとうございます」という訳です。(^^ 写真はGRⅢ 適宜トリミング
さて、これから家を建てましょうというとまず、地鎮祭(じちんさい)を執り行うのが一般的です。
地鎮祭とは、建物を建てる際に、神様に工事の無事や安全と建物や家の繁栄を祈る儀式。
地鎮祭、上棟式という祭事は、仏式でやらないわけではないけれど、基本的に日本では神式やることが一般的。
祭壇に立てた榊(さかき)に、その土地の神様・地域の氏神様を迎える、降神(こうじん)の儀。神職が「オオ~」と声を発して降臨を告げます。
そして、その後徳利の蓋が取られる献饌(けんせん)、さあ神様一緒に食事をしましょうよ
まずお酒から始めましょう、海のもの、山のもの、里のもの、数々揃えました、一緒に食べませんかという神様と人間の宴会の始まりを意味しています。
式は最後に撤饌(てっせん)という儀式で食事がしまわれ、昇神(しょうじん)の儀で神が天に帰っていくことで終わります。
今回神事をお願いしたのは地元<安住神社>の神職。 写真はGRⅢ
そんな儀式のひとつ<切麻散米>は、<キリヌササンマイ>と読みます。
地鎮祭の祭事のひとつで、<切麻>とは麻や紙を細かく切ったもの。その切麻に塩と米を混ぜたものを四方に撒いて清めるというもの。
最後に一同で玉串を奉り、皆様の御多幸と工事の無事を祈願して…滞りなく地鎮祭は終了いたしました。(^^)v
という事で、さあ、いよいよ・・・本格的な工事のはじまりです。
-山形建築研究所-ウエブサイトはこちらからどうぞ