「4月26日(水)」
「自転車屋の生き物歳時記」
「植物編」
「ベニバナツメクサ」
先日の
小野アルプストレッキングで
麦畑やレンゲ畑の脇を通って
山道に向かいましたが
河原にちょっと変わった
小さな赤い花が群生していました。
ベニバナツメクサと言うようです。
ベニバナツメクサ
(英:Strawberry candle, 学名:Trifolium incarnatum L.)は、マメ科の多年草。
日本では暑さに弱く夏に枯れるため、
一年生植物として扱われる。
ストロベリーキャンドル、
ストロベリートーチ、
ベニバナツメグサ、
クリムソンクローバー(crimson clover)、
オランダレンゲなどの別名を持つ。
原産地はヨーロッパから西アジアあたりで、
日本へは明治時代に牧草として移入された。
高さは
20センチメートルから60センチメートルほど。
シロツメクサの仲間で、
春に茎を伸ばして先端に
径6ミリメートルから8ミリメートルほどの
トーチ状の細長い濃い紅色の花を付けるため、
その花姿から
「ストロベリーキャンドル」の名が付いた。
蝶形の花が円錐形に集まって咲くが、
花期は日本では4月から6月までと短い。
葉は
3枚の小葉からなる複葉
(3出複葉)で互生する。
小葉は先が浅くへこみ、
両面に長い毛が生える。
冬は寒さに耐えるため、
葉を低く地面に這うように広げて越冬する。
白い花の品種もある。
緑肥植物として栽培されることもある。
また、
野生化するので一度栽培すると
翌年からは放置しておいても増える。
日当たりと風通しが必要。
水はけのよい場所を好む。
一旦根付くと乾燥にも強い。
マメ科植物特有の根粒菌が根に生息し、
窒素成分を合成できるため、
緑肥として栽培されることもある。
病害虫にも強い。
横に広がるため、
最低でも20センチメートルから
30センチメートルは株間を取る。
秋に種をまき、間引きを行う。
花を咲かせるには
ある程度の寒さを必要とするため屋外で育てる。
春まきの場合、
葉がよく茂るが前述の理由により、
夏に枯れることがある。
しかし寒さが厳しい地方では、春まきにする。
種を取る必要がない場合、
花期が終わると茎は切り落とす。
そうすることで株の消耗を防ぎ、花期が長くなる。
肥料は少なめにする。
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