「4月24日(月)」
「自転車屋の生き物歳時記」
「ギフチョウ」
昨日の
トレッキングで訪れた
小野アルプスは
絶滅危惧種のギフチョウの生息地。
実際に止まっている姿や
数匹が飛び交っている姿を
何度か見る事ができました。
貴重なチョウの観察が出来た事は
大きな収穫でしたね。
ギフチョウ
(岐阜蝶・学名 Luehdorfia japonica)は、
チョウ目・アゲハチョウ科・ウスバアゲハ亜科ギフチョウ属に分類されるチョウの一種。
日本の本州の里山に生息するチョウで、
成虫は春に発生する。
近年、里山の放棄、開発などにより
個体数の減少が著しい。
成虫の前翅長は3-3・5cm、
開長は4・8-6・5cmほど。
成虫の翅は黄白色と黒の縦じま模様で、
後翅の外側には青や橙、赤色の斑紋が並ぶ。
さらに後翅には尾状突起を持つ。
オスとメスの外観の差異は少なく、
若干メスが大きい。
近縁種の
ヒメギフチョウとよく似ているが、
ギフチョウは前翅のいちばん外側に並ぶ
黄白色の斑紋が一番上の1つだけが
内側にずれている。
また、
尾状突起が長く先が丸いことなども区別点となる。
日本の固有種で、
本州の秋田県南部の鳥海山北麓から
山口県中部にいたる26都府県
(東京都、和歌山県では絶滅)に分布する。
分布域によって色柄などの地理的変異が見られる。
下草の少ない落葉広葉樹林に生息し、
成虫は年に1度だけ、
3月下旬-6月中旬に発生する。
ただし発生時期は
その年の残雪の量に左右される。
オスはメスよりも1週間ほど早く発生する。
カタクリ、ショウジョウバカマ、
スミレ類、サクラ類などの花を訪れ吸蜜する。
黄色い花にはほとんど集まらない。
ギフチョウのオスは
交尾の際、特殊な粘液を分泌して
メスの腹部の先に塗りつける習性がある。
塗りつけられた粘液は
固まって板状の交尾嚢になり、
メスは2度と交尾できない状態になる。
幼虫の食草は
ウマノスズクサ科カンアオイ属のミヤコアオイや
ヒメカンアオイなどで、
卵もこれらの食草に産みつけられる。
卵の直径は1mmほどである。
真珠のような卵から
孵化した幼虫は黒いケムシで、
孵化後しばらくは集団生活をして育つ。
4回脱皮した終齢幼虫は
体長3・5cmほどに成長し、
夏には成熟して地表に降り、
落ち葉の裏で蛹となる。
蛹の体長はだいたい2cmくらいである。
蛹の期間が約10ヶ月と非常に長いのが特徴で、
そのまま越冬して春まで蛹で過ごす。
ギフチョウに関して
以下の多数の自治体で
天然記念物などの文化財に指定されている。
日本国指定の天然記念物
「黒岩山」
(長野県飯山市、ギフチョウとヒメギフチョウの混棲地として天然記念物(天然保護区域)に指定)
都道府県指定天然記念物
神奈川県(相模原市緑区藤野地区の「ギフチョウとその生息地」)、
京都府、
岡山県(真庭市の「ぎふちょう発生地」)
市町村指定天然記念物
飯山市、飯田市、 天竜市、浜松市、福井市、名張市(南限)、松江市(八雲町のギフチョウ)
、御所市、大石田町、鮭川村、白馬村など
@サイクルプラザ・イレブン@
自転車安心保険「ちゃりぽ」
https://app.charipo.net/t/420/30-40003/
サイクルプラザ・イレブン・Amazonマーケットプレイス店
http://www.amazon.co.jp
チャーリー自転車・モバオク!店
https://www.mbok.jp/
「自転車屋の生き物歳時記」
「ギフチョウ」
昨日の
トレッキングで訪れた
小野アルプスは
絶滅危惧種のギフチョウの生息地。
実際に止まっている姿や
数匹が飛び交っている姿を
何度か見る事ができました。
貴重なチョウの観察が出来た事は
大きな収穫でしたね。
ギフチョウ
(岐阜蝶・学名 Luehdorfia japonica)は、
チョウ目・アゲハチョウ科・ウスバアゲハ亜科ギフチョウ属に分類されるチョウの一種。
日本の本州の里山に生息するチョウで、
成虫は春に発生する。
近年、里山の放棄、開発などにより
個体数の減少が著しい。
成虫の前翅長は3-3・5cm、
開長は4・8-6・5cmほど。
成虫の翅は黄白色と黒の縦じま模様で、
後翅の外側には青や橙、赤色の斑紋が並ぶ。
さらに後翅には尾状突起を持つ。
オスとメスの外観の差異は少なく、
若干メスが大きい。
近縁種の
ヒメギフチョウとよく似ているが、
ギフチョウは前翅のいちばん外側に並ぶ
黄白色の斑紋が一番上の1つだけが
内側にずれている。
また、
尾状突起が長く先が丸いことなども区別点となる。
日本の固有種で、
本州の秋田県南部の鳥海山北麓から
山口県中部にいたる26都府県
(東京都、和歌山県では絶滅)に分布する。
分布域によって色柄などの地理的変異が見られる。
下草の少ない落葉広葉樹林に生息し、
成虫は年に1度だけ、
3月下旬-6月中旬に発生する。
ただし発生時期は
その年の残雪の量に左右される。
オスはメスよりも1週間ほど早く発生する。
カタクリ、ショウジョウバカマ、
スミレ類、サクラ類などの花を訪れ吸蜜する。
黄色い花にはほとんど集まらない。
ギフチョウのオスは
交尾の際、特殊な粘液を分泌して
メスの腹部の先に塗りつける習性がある。
塗りつけられた粘液は
固まって板状の交尾嚢になり、
メスは2度と交尾できない状態になる。
幼虫の食草は
ウマノスズクサ科カンアオイ属のミヤコアオイや
ヒメカンアオイなどで、
卵もこれらの食草に産みつけられる。
卵の直径は1mmほどである。
真珠のような卵から
孵化した幼虫は黒いケムシで、
孵化後しばらくは集団生活をして育つ。
4回脱皮した終齢幼虫は
体長3・5cmほどに成長し、
夏には成熟して地表に降り、
落ち葉の裏で蛹となる。
蛹の体長はだいたい2cmくらいである。
蛹の期間が約10ヶ月と非常に長いのが特徴で、
そのまま越冬して春まで蛹で過ごす。
ギフチョウに関して
以下の多数の自治体で
天然記念物などの文化財に指定されている。
日本国指定の天然記念物
「黒岩山」
(長野県飯山市、ギフチョウとヒメギフチョウの混棲地として天然記念物(天然保護区域)に指定)
都道府県指定天然記念物
神奈川県(相模原市緑区藤野地区の「ギフチョウとその生息地」)、
京都府、
岡山県(真庭市の「ぎふちょう発生地」)
市町村指定天然記念物
飯山市、飯田市、 天竜市、浜松市、福井市、名張市(南限)、松江市(八雲町のギフチョウ)
、御所市、大石田町、鮭川村、白馬村など
@サイクルプラザ・イレブン@
自転車安心保険「ちゃりぽ」
https://app.charipo.net/t/420/30-40003/
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