
「11月11日(土)」
「自転車屋の生き物歳時記」
「クサカゲロウ」
先日
部屋でこいつを見かけた。
晩秋ですが
昆虫が活動出来るのは
まだまだ暖かい訳ですな。
クサカゲロウ(草蜉蝣、臭蜉蝣)は、
アミメカゲロウ目(脈翅目)クサカゲロウ科に
分類される昆虫の総称。
一般的には成虫は
黄緑色の体と水滴型で半透明の翅をもつ。
成虫の体長は10~30mmほどで、
触角は糸状で体は前後に細長い。
翅は水滴型で、
翅脈が細かい網目状に走っており、
一部の種を除き斑紋はなく透明である。
前翅より後翅のほうが小さい。
種の識別には頭部の斑紋や雄の交尾器を用いる。
主に夜行性で、灯火に集まる。
クサカゲロウの名については、
その草色の体色や、臭いためである
(「くさ(い)」カゲロウ)とする説がある。
卵は長い卵柄を持ち、
1個ずつ産み付けられる場合が多いが、
種によっては卵柄をコヨリ状に絡ませた卵塊として葉などに産みつけられる。
この卵は俗に
憂曇華または優曇華
(いずれも『うどんげ』と読む)の花と呼ばれるが、これは法華経に出てくる、
3000年に一度如来が来るとともに
咲くといわれる伝説上の花に由来する。
幼虫は柔らかな腹部と、
小さな頭部に細く鎌状に発達した大顎を持つ。
足は三対の胸脚のみで、
全体としては
アリジゴクをやや細長くしたような姿である。
すべて肉食性で、
アブラムシやハダニなどの
小動物を捕食するため
アリマキジゴクと呼ばれる。
この食性から
農業害虫の天敵としても利用されている。
種によっては、
幼虫は背面に鉤状の毛を持ち、
そこに様々な植物片や捕食した
昆虫の死骸などを引っ掛け、背負う行動を取る。
この行動は
琥珀に封入された個体の発見により、
1億1千万年以上前には
既に存在したことが知られている。
この行動はアリなどの攻撃から逃れるための
カムフラージュであると言う説もあるが、
その効果は未だ明瞭にされていない。
老熟幼虫(3齢幼虫)は
尻から出す糸で繭を作り、この中で蛹になる。
蛹は成虫になる直前に繭を大顎で切り、
歩行脱出して付近で脱皮して成虫となる。
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