「5月7日(木)」
「文禄の役」
「1592年5月7日」
(文禄元年3月26日)
豊臣秀吉が
朝鮮出兵の指揮をとるため京都から肥前へ出発。
文禄・慶長の役(ぶんろく・けいちょうのえき)は、
天正20年/万暦20年
/宣祖25年(1592年)に始まって
翌文禄2年(1593年)に休戦した文禄の役と、
慶長2年(1597年)の講和交渉決裂によって
再開されて慶長3年/万暦26年
/宣祖31年(1598年)の
太閤豊臣秀吉の死をもって
日本軍の撤退で終結した慶長の役とを、
合わせた戦役の総称である。
全兵船の3分の1以上を動員して、
対馬を侵略した李氏朝鮮による応永の外寇以来の
朝鮮半島国家との戦争であった。
日本の天下統一を果たした
天下人・秀吉は大明帝国の征服を目指し、
配下の西国の諸大名を糾合して遠征軍を立ち上げた。
秀吉は(明の)冊封国である
李氏朝鮮に服属を強要したが拒まれたため、
この遠征軍をまず朝鮮に差し向けた。
小西行長や加藤清正らの侵攻で
混乱した首都を放棄した朝鮮国王宣祖は、
明の援軍を仰いで連合軍でこれに抵抗しようとした。
明は戦闘が遼東半島まで及ばぬよう
日本軍を阻むために出兵を決断した。
以後、戦線は膠着した。
休戦と交渉を挟んで、
朝鮮半島を舞台に戦われたこの国際戦争は、
16世紀における世界最大規模の戦争であった。
双方に決定的な戦果のないまま、
厭戦気分の強い日本軍諸将が撤退を画策して
未決着のまま終息したため、
対馬藩は偽使を用いて勝手に国交の修復を試み、
江戸時代に柳川一件として暴露された。
戦役の影響は、
明と李朝には傾国の原因となる深刻な財政難を残した。
朝鮮側は戦果を補うために捕虜を偽造し、
無関係の囚人を日本兵と称して
明に献上せざるを得なかった。
豊臣家にも
武断派と文治派に分かれた
家臣団の内紛をもたらしたので、
三者三様に被害を蒙ったが、
西国大名の中には多数のを連れ帰るなどして
損害を弁済した大名もあった。
@サイクルプラザ・イレブン@
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「文禄の役」
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豊臣秀吉が
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慶長2年(1597年)の講和交渉決裂によって
再開されて慶長3年/万暦26年
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太閤豊臣秀吉の死をもって
日本軍の撤退で終結した慶長の役とを、
合わせた戦役の総称である。
全兵船の3分の1以上を動員して、
対馬を侵略した李氏朝鮮による応永の外寇以来の
朝鮮半島国家との戦争であった。
日本の天下統一を果たした
天下人・秀吉は大明帝国の征服を目指し、
配下の西国の諸大名を糾合して遠征軍を立ち上げた。
秀吉は(明の)冊封国である
李氏朝鮮に服属を強要したが拒まれたため、
この遠征軍をまず朝鮮に差し向けた。
小西行長や加藤清正らの侵攻で
混乱した首都を放棄した朝鮮国王宣祖は、
明の援軍を仰いで連合軍でこれに抵抗しようとした。
明は戦闘が遼東半島まで及ばぬよう
日本軍を阻むために出兵を決断した。
以後、戦線は膠着した。
休戦と交渉を挟んで、
朝鮮半島を舞台に戦われたこの国際戦争は、
16世紀における世界最大規模の戦争であった。
双方に決定的な戦果のないまま、
厭戦気分の強い日本軍諸将が撤退を画策して
未決着のまま終息したため、
対馬藩は偽使を用いて勝手に国交の修復を試み、
江戸時代に柳川一件として暴露された。
戦役の影響は、
明と李朝には傾国の原因となる深刻な財政難を残した。
朝鮮側は戦果を補うために捕虜を偽造し、
無関係の囚人を日本兵と称して
明に献上せざるを得なかった。
豊臣家にも
武断派と文治派に分かれた
家臣団の内紛をもたらしたので、
三者三様に被害を蒙ったが、
西国大名の中には多数のを連れ帰るなどして
損害を弁済した大名もあった。
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