「9月7日(水)」
「自転車屋の生き物歳時記」
「オニオコゼ」
オニオコゼは
ヤマノカミ(山の神)と呼ばれている。
山の神様は女神様で
とても嫉妬深く
タイ等の美しい魚を奉納すると
狂ったように怒り出すので
醜いオニオコゼを奉納したら
なんだこいつは
これは愉快だと
たいそう喜ばれて願い事を叶えてくれた事から
山の神様に奉納するには
オニオコゼに限ると言う風習が広まり
オニオコゼを山の神と呼ぶようになったようです。
オニオコゼ
(鬼鰧、鬼虎魚、学名:Inimicus japonicus)は、
カサゴ目フサカサゴ科(あるいはオニオコゼ科)
に属する魚類の一種。
単にオコゼとも呼ばれる。
関東以南の太平洋と新潟県以南の日本海、
および東シナ海に分布する
浅海性で、生息範囲は沿岸から水深200mまで。
底生性で、通常はあまり泳ぎ回ることなく海底に潜み、
地味な体色を利用して砂や石に擬態する。
食性は肉食性で、
小魚などを待ち伏せ、素早く捕食する。
体色は褐色系が多いが、色彩変異に富む。
特にオレンジ色の珍しい種類もある。
口は上向きにつく。
体表は他のカサゴ類と同様に
いぼ状・房状の突起が発達し、
皮膚が剥がれているようにも見える。
体長は20cm程度であることが多いが、
最大では全長29cmに達する。
背鰭の棘条に毒腺を備え、刺されると激しく痛む。
背鰭の鰭条は16-18本の棘条と、
5-8本の軟条で構成される。
背鰭の軟条の形態、
鰭膜の切れ込みの形状から
近縁のセトオニオコゼ・ヒメオニオコゼと鑑別される。
ヤマノカミという俗称は、
本種の干物を
山の神への供物にする風習があったことによる。
山の神は不器量なうえ嫉妬深い女神で、
醜いオコゼの顔を見ると、
安心して静まるのだという。
南方熊楠は
随筆『山神オコゼ魚を好むということ』で
このことに触れている。
それによると
和歌山県南部にはオコゼを山の神に奉って
儲けた伝承が幾つか知られ、
たとえば山奥で木を伐採したが
川の水量が少なくて運べなかったとき、
オコゼを奉ると大雨が降って運べるようになったという。
日向地方では猟師が懐にオコゼを隠し持ち、
『これを差し上げるのでイノシシを出してほしい』
と願うと取れる。
その後、
同じ魚を持って同じように願うと、
山の神はオコゼほしさに
何度でもイノシシを出してくれるとも。
日本料理では、
刺身・唐揚げ・吸い物などに利用される。
非常に美味であるとともに可食部が少ないことから、
日本では一般に高級魚として扱われる。
最近は個体数が減っており、
香川県などでは養殖も行われている。
●サイクルプラザ・イレブン(ホームページ)
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「オニオコゼ」
オニオコゼは
ヤマノカミ(山の神)と呼ばれている。
山の神様は女神様で
とても嫉妬深く
タイ等の美しい魚を奉納すると
狂ったように怒り出すので
醜いオニオコゼを奉納したら
なんだこいつは
これは愉快だと
たいそう喜ばれて願い事を叶えてくれた事から
山の神様に奉納するには
オニオコゼに限ると言う風習が広まり
オニオコゼを山の神と呼ぶようになったようです。
オニオコゼ
(鬼鰧、鬼虎魚、学名:Inimicus japonicus)は、
カサゴ目フサカサゴ科(あるいはオニオコゼ科)
に属する魚類の一種。
単にオコゼとも呼ばれる。
関東以南の太平洋と新潟県以南の日本海、
および東シナ海に分布する
浅海性で、生息範囲は沿岸から水深200mまで。
底生性で、通常はあまり泳ぎ回ることなく海底に潜み、
地味な体色を利用して砂や石に擬態する。
食性は肉食性で、
小魚などを待ち伏せ、素早く捕食する。
体色は褐色系が多いが、色彩変異に富む。
特にオレンジ色の珍しい種類もある。
口は上向きにつく。
体表は他のカサゴ類と同様に
いぼ状・房状の突起が発達し、
皮膚が剥がれているようにも見える。
体長は20cm程度であることが多いが、
最大では全長29cmに達する。
背鰭の棘条に毒腺を備え、刺されると激しく痛む。
背鰭の鰭条は16-18本の棘条と、
5-8本の軟条で構成される。
背鰭の軟条の形態、
鰭膜の切れ込みの形状から
近縁のセトオニオコゼ・ヒメオニオコゼと鑑別される。
ヤマノカミという俗称は、
本種の干物を
山の神への供物にする風習があったことによる。
山の神は不器量なうえ嫉妬深い女神で、
醜いオコゼの顔を見ると、
安心して静まるのだという。
南方熊楠は
随筆『山神オコゼ魚を好むということ』で
このことに触れている。
それによると
和歌山県南部にはオコゼを山の神に奉って
儲けた伝承が幾つか知られ、
たとえば山奥で木を伐採したが
川の水量が少なくて運べなかったとき、
オコゼを奉ると大雨が降って運べるようになったという。
日向地方では猟師が懐にオコゼを隠し持ち、
『これを差し上げるのでイノシシを出してほしい』
と願うと取れる。
その後、
同じ魚を持って同じように願うと、
山の神はオコゼほしさに
何度でもイノシシを出してくれるとも。
日本料理では、
刺身・唐揚げ・吸い物などに利用される。
非常に美味であるとともに可食部が少ないことから、
日本では一般に高級魚として扱われる。
最近は個体数が減っており、
香川県などでは養殖も行われている。
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