☆編集手帳♪☆

わが家の購読紙は、「讀賣新聞」です。

岡山に引っ越してきた翌日から、お試しで配達してくれて・・・。

そのまま、ず～～っと浮気をすることもなく一筋です。(笑）

途中、一度だけ購読を中止していた時期もありましたが、慣れ親しんだものを取り替えることもなく、現在に到るです。

で、讀賣新聞には、「編集手帳」というコラムがあります。

先日の記事に、思わず「そう！そう！」と頷いていました。

米国の環境保護団体「シー・シェパード」の過激な抗議行動。

南極海を航行していた日本の調査捕鯨船に、液体入りの瓶など100個以上も投げつけたというもの。瓶は割れ、海上保安官など3人が目の痛みなどを訴えたと言います。

それは、有機酸の一種の酪酸とみられ、原液ならば失明の恐れもある危険なものだと・・・。

コラムでは、伊達政宗の家法（壁書）から、

『仁過ぐれば弱くなる/義過ぐれば固くなる/礼過ぐれば諂いとなる/智過ぐれば嘘をつく/信過ぐれば損をす」と・・・。

なかでも、傍が迷惑するのは常軌を逸した「義」(人として行なうべき正しい道）。

その人自身は正しいとしている信念に凝り固まり、反省することもないから、ときに悪人より始末が悪い。。。

鯨を保護することが人として正しい道だと考えるのは自由である。だが、おのが「義」を貫くためならば、違法行為を含むあらゆる手段が正当化されるーーーそう信じているとすればテロリストと変わらない。』

《讀賣新聞　編集手帳より》

まさしく、どこぞの宗教とも似通った所があるような・・・。

他のものを、一切認めないと言う「頑なさ」を解きほぐす術は、果たしてあるのでしょうか。。。