あっと言う間だったような気もするけれど・・・。
それでも、まだ二年しか経っていないんだよねぇ~?!
あの日、私たち夫婦はそれぞれの段取りで引っ越し作業の真っ最中でした。。。
まさか、あんな未曾有の災害が勃発するなんてこと、想像もつかなかったし・・・。
急いでつけたテレビの画面から映し出された津波の様子は、わが目を疑うものでした。。。
でも、妹たちはこの画面をリアルタイムでは観ていなかったんですって・・・。
その時、ここの地域一帯は停電していたんですから、当然と言えば当然ですね?!
あの時期のブログを読み返してみると、わが家も被災はしなかったけれど、何かと大変な状況にあったことがわかります。
被災地では、いまだに先の見えない暮らしをしている人たちが大勢いらっしゃると聞きます。
今、いろいろな検証がされていますが、あの初動のまずさとお役所仕事の弊害が、かえすがえすも残念でなりません。
復旧・復興への道は、はるか遠い道のりのような気もしますが、私たちはいつまでもあの日のことを忘れないことが大切だと、この日を迎えて改めて思いました。
こういう記念日にだけ慌てて取材しないで、定期的に地道に報道し続けることこそ風化させないために大事なことだと思うのに。
知れば知るほど、復興とは程遠いし、福一の現状も悲惨なまま。 義捐金の使いみちすらまだよく分からない。
情けない国になり下がっていると思います。
被災した人たちは、私たちの災難も背負ってくれたんだと思うことで、これからもず~~っと寄り添っていけばいいのでは???
みたいなことを、寂聴さんが青空説法で語っていました。
私たちは、生きている限り忘れてはいけないんだと思います。。。
確かに、こうして忘れないでいることは大切なのですが、とってつけたような取材はしてほしくないです。。。
公共放送の検証番組を観ていて、あの福一の現場でのことは腹が立つことばかりでした。
この国は、これからどこに行こうとしているのでしょうか???
あの日、あれほどの大震災が起ころうとは誰も予想していなかったはず・・。
未だに、復興の兆しを見いだせないまま暮らしている人が多いと聞きます。
とっても腹立たしいし、悔しい思いをしています。