悲しみの城からの脱出

親からの呪縛から自分を解放するためのブログ

子供の頃の妹との関係 ー 搾取子と愛玩子 ー

2025-01-07 18:00:00 | 過去のこと・気付き(家族)

最近、妹に言われたことを

よく考えることがある。

それは、大体、碧音には記憶に

ないことばかりだ。

 

 

以前の記事でも書いたように、

長期入院した妹との関係は希薄。

妹から言われたのは、昔、

遊びに行こうとする碧音に

ついていこうとする妹に

 

ついてこないで!!

 

と怒られたらしい。

最近、妹の性格で思うことがある。

妹は、昔から、両親に何でも

話してしまうのだ。

子供だから当然と言えば当然だ。

 

 

だが、碧音は親に話しかけても、

全く相手にされてなかった。

その証拠に言葉を覚えるのが、

とても遅かった。

また、イヤイヤ期もなかったと

母親から言われたことがある。

 

 

あくまでも推測だが、その時点で、

自分の主張をしても無視された、

または、脅されたり、不安や恐怖を

感じるような暴力、面前DVにより

自己主張ができない環境で育った

可能性が高いのだ。

 

 

そう考えると、子供ではあるが、

1から10まで話すことはなかった

可能性があり、親に何も話さない

というのが、碧音の普通だった

かもしれない。

 

 

そこに妹が生まれた。

言葉を覚えると1から10まで

全て話してしまう。

当然、話してほしくないこと

まで話してしまうだろう。

碧音にとって、妹は両親から送られた

スパイのような存在だったとも

考えられるのだ。

 

 

(ちなみに、この傾向は大人の

今でも健在で、正直、妹との

付き合いは必要最低限にしている)

なので、碧音からしたら…

 

 

(親のスパイは)ついてくるな!!

 

 

ということだったのかもしれない。

あとは、相性の問題もあっただろう。

妹は両親と相性が良かったが、

碧音は最悪だった。

 

 

両親は、妹が褒められるのは良しと

するが、碧音が褒められると調子に乗る、

または、甘やかされたと考えて暴言や

何もできない子供として卑下した。

 

 

たぶん、何でも、碧音のことを話す

妹は、両親にとって大事な情報源

だったのかもしれない。

だから、妹は重宝がられた。

でも、両親を全く信頼してない

碧音は完全に秘密主義で、両親を

全く頼りもしない可愛げのない子

という扱いだった。

 

 

だから、長期入院した妹のために、

毎日、付き添いもした。

子供だったからやってたのかも

しれない。

碧音が大人になってから手術で

入院したときは、術前説明も

来ない、術後に一度お見舞いに

来ただけで様態を聞くこと

すらなかった。

 

 

こんな人たちを碧音は【家族】

として扱っていたのだ。

自分でも馬鹿だと思うが、当時は、

それが当たり前だと考えていた。

今の碧音にとって、彼らは、

ただの【血縁者】であって【家族】

ではない。

碧音の関わる他人より遠い血縁者

という位置づけである。

 

 

碧音にとって、これが家族という

名の血縁者と関わるスタンスと

距離感なのだろう。

それは、当事者が決めることで

あって、他人がとやかく言うこと

ではないと考えている。

 

コメント
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