悲しみの城からの脱出

親からの呪縛から自分を解放するためのブログ

箸置きを使わない家 ー マナーを教えられない虐待親 ー

2025-01-23 18:00:00 | 過去のこと・気付き(家族)

碧音の子供の頃、食事は一人か、

妹と二人のどちらかだった。

食事は、パートから一時的に戻った

母親が作ってから、また、夜の

同じ仕事に出ていく… という感じ。

(夜の蝶ではありません)

 

 

これは、大人になって知ったが、

普通の家庭では箸置きがあるらしい。

たしか、学校で、こんな話をした

記憶がある。

 

ご飯を食べてるとき

お箸を置くか?

お箸を置かないか?

 

口の中のものを食べてるとき、

所謂、もぐもぐタイムみたいな時間、

お箸を置くかどうか?の話題になった。

当時、お箸を置かないのは碧音と

他の女の子一人だけだった。

他の子たちは、必ず、置く派だった。

 

 

ちなみに、当時、碧音の家に箸置きは

なかったので、当然、もぐもぐタイムは、

お箸をもったまま、もしくは、器の上に

仮置きするスタイル。

そして、子供の碧音は箸置きは高級

料亭のようなきちんとしたお店で

置かれてるもので、一般家庭では

使わないものと考えていた。

 

 

一般家庭でも、お客さんが頻繁に来る

ご家庭はお客様用として置いてある

かもしれないとは思っていた。

でも、結婚してから、元夫に箸置きを

なんで、買わないんだ?と言われて、

初めて、一般家庭でも使うものなんだ

と知ったのである。

 

 

今では、100均でかわいい箸置きが

置いてあるが、当時、箸置きをどこで

買えばいいのかすら知らなかった。

当時、まだ、20代前半で世間知らずと

言われても許される年齢だったから

助かった。

今の年代で、そんなことをしてたら、

今まで、何やってたんだ?と常識のない

人と言われていただろう。

 

 

また、食事中のマナーとして、

お箸の上げ下げの仕方なども大人に

なってから知った。

マナーの本で勉強した。

 

 

マナーや所作がきれいな人は、きっと、

ご家庭でしっかり作法を教えられたの

だろうと思う。

残念ながら、碧音は、そういう教育を

されていないため、自分で勉強する

しか方法はなかったし、そのような

マナーを必要とする場所にすら、

連れて行ってもらうこともなかった。

 

 

そう考えると、両親の教育に対する

姿勢が全くなかったことを、

今更ながら、実感してしまう。

大人になってから、いくらでも、

学ぶ機会はあるが、自分で気付く

ことができないと勉強しようと

考えることすらないだろう。

 

 

そう考えると、知らずに無作法な

行動をしていたかもしれないと

思うと、何もしていないのに、

恥ずかしい思いがこみ上げて

くることがある。

 

 

碧音が恥ずかしいのは、きちんと

子供を育てようとしない両親の

子供であること自体が、碧音の

中の恥なのだ。

 

 

その証拠に、碧音は、仲のいい

友達ができても両親に紹介した

ことは一度もない。

恥をかくことが分かっているからだ。

お気に入りの箸置きを見て、何となく、

思ったことを書いてみた。

 

 

 


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