** 過去記事 **
2024年の振り返りシリーズ、
最終回である。
年末に近づいて、何とか、体調を
立て直しつつあるときに飛び込んで
きたニュース。
検事からのセクハラを訴える
報道を見てしまった。
なんで、こうも、性被害の報道を
避けてるのに飛び込んでくるのか、
本当に、疑問しか感じない。
ただ、ニュースだし、TVは何も
悪いわけではない。
タイミングが悪いだけである。
セクハラ被害を受けた女性が、
泣きながら、気持ちを話していた。
それを聞いていたら、突然、
吐き気を催し、その場でえづいて
しまった。
吐き気による気持ち悪さで、
咳が止まらなくなった。
胃に何もなかったので、吐くものが
なかったのが幸いしたが、吐き気
だけは、なかなか、治まらない。
その状態が数日続いた後、今まで
感じたことのない胃痛が始まった。
他にも、頭の中がふわふわして
現実感がなくなる乖離まで始まった。
それは、まだ、現在進行形である。
ただ、このニュースは近所の
ご夫婦が、1日中、喧嘩して
怒鳴り合う声が、毎日、聞こえて
きたこともあり、碧音にとって
ダブルパンチだった。
ちなみに、報道は全部聞くことは
できなかった。
聞こえてきた話の中で、唯一、
救いだと感じたのは、彼女の周りに
応援してくれる人がいるらしいと
いうことだった。
裏切った人もいたようだが、支える
人がいたのはよかったと思う。
碧音には味方が一人もいなかった。
親を神聖視するひとばかりで、碧音の
言葉に耳を傾ける人、言い分を聞く人が、
本当にいなかった。
そのつらさを何十年も抱え続けた
からこそ分かる。
被害者の彼女を理解し、そばにいる
人がいて心から良かったと思う。
2024年は、性被害のニュースに
振り回され続けた1年だった。
2025年は、そのような報道に
振り回されないようにするには、
どうしたらいいのかを考えて
いきたいと思っている。
それには、複雑性PTSDの知識を
学ぶ必要があり、自分に必要なことを
見極めていくことも必要だ。
今までも経験したことだが、それは、
とてもきついことである。
自分が親から愛されなかったことを
認める作業であり、自分がやってきた
間違った行動や言動を認め、改め、
認知のゆがみを矯正しなければならない。
そこには恐怖や不安がつきものだ。
それでも振り回されたくないなら、
やるしかないのだ。
私が、この記事を書くことに
したのは、性被害に遭った人間が
周囲の知らないところで
どんな苦しみを抱え
どんなことを恥と感じ
どんなことで悩み
どんなことが生活に
支障がでるのか
を知ってもらうためである。