天体写真メモ

天体写真を撮る上でわかったこと、気がついたことをメモしていけたらいいかな?

AZ-GTi オートガイドその後

2020-03-22 20:47:43 | AZ-GTi

久々の記事。

AZ-GTiのオートガイド、その後です。

実は、その後もあーでもないこーでもない、色々やってみていたんだけど、うまくいかない。うまく行った!と思っても写真がだめだったり。

結局、実験ばかりしていても、写真は撮れず面白くないので、春以降は月が出ていたり、星は出ているが雲もある程度あって写真は撮れないな・・・というときにちょこちょこと実験しながら進めていたのですがまず、

  • SynScan Proを使った接続の場合は、有線での接続と無線での接続では動きが違うようだ
  • 他の人たちの記事を読んでいると成功しているパターンは、
    AZ-GTi  <= Wifi => PC  <= SynScan Pro(Ascom) => PHD2 
    のようだ
  • 上記接続でも、RA側がうまく追従しないという記事も結構ある

ということが見えてきたので、昨夜、途中から薄く雲もでそうなので、久々に実験をして見るかぁ・・・ と。

試すのは、

AZ-GTi  <= Wifi => PC  <= SynScan Pro(Ascom) => PHD2

久々のPHD2だったので、使い方を忘れていて苦労しましたが、どうにかキャリブレションをやるところまできて、さぁ実験開始。

初期設定のまま、キャリブレーションをすると・・・ 途中で、

      "赤経(RA)キャリブレーション失敗 : ガイド星が十分に動きません"

とでます。そこからは試行錯誤開始。結果的に ”詳細設定”にある、キャリブレーションステップ(ms)" を2600から4000にあげてみると、キャリブレーションが進み無事に終了、ガイドが開始されました。 ある程度動かした感じでは、±0.5 pixel  以内に収まっているので使えそうです。

ということで、やっとうまくいきました。

ちなみに、ステラショットのオートガイドではどうやってもうまくいかなかった(昨日もだめだった) 。ステラショット2ではオートガイドも良くなっていると書かれているが2にしたらうまくいくか?? でも、オートガイドだけはPHD2に任せるのでいいように思う。

次は、

AZ-GTi  <= 有線 => PC  <= SynScan Pro(Ascom)   => PHD2

AZ-GTi  <= 有線 => PC  <= Eqmod2  => PHD2

 
を試してみようと思います。 予想としては、有線でも動きが同じなら前者は同じ設定で動くはずですがどうなんでしょう? 後者は Eqmod2 にAZ-GTi用のパラメータをセットするとの記述を見つけましたのでそれでうまくいくのでは??と思っています。