5月の連休は月のコンディションも良く、久々に写真撮影を楽しむことができました。
今回もSE2とv1を利用、SE2では前回と同様L-eXtremeフィルタを利用してみました。v2も室内では動作していたのでテストを兼ねて持っていくことも考えたのですが、この時期の月の無い晴れ間は貴重と思い、撮影に専念することにしました(もう少し小さく改造してから・・・という気持ちもあります)。
対象は、兄の意向で、v1では「アンタレス付近」、SE2では「彼岸花」。
「アンタレス付近」については、これまでF2.8 120sec ISO3200で撮影していましたが 今回はF2.8 180sec ISO3200へ変更。約80枚撮影して合成しました。
また、今回は、星雲を持ち上げる際に「星マスク」ではなく、StarNet2.0を使使用、さらに、HDR Efex Pro 2フィルタも併用しています。
Starnet は手軽でいいですね。深層学習を使って作られたフィルターですので「手動で星を消したデータ」を大量に学習させたと思いますが、「手動で星を消したデータ」の質が高くなければまともなものは出来ないはずですので、いろいろな意味で凄いツールです。
HDR Efex Pro 2で強調した星雲は、フィルターなしの画像と「透明度」を調整して合成しています。HDR Efex Pro 2は邪道という気もしますが、グンと画像に味が出る感じですね。どの程度使われているのでしょう?
「彼岸花」は 赤い星雲に対するフィルターの効能を試すために撮影してみました。150mm反射 F5 iso 3200 で10分撮影を14枚合成です。
10分のガイドはミルクポット、M81, 82に次いで3度目ですが、結構ノイズが多く感じます。L-eXtremeは、ミルクポットでは青(緑?)の星雲を写すのには必須、M81, 82ではバースト中心部を白飛びさせないために必要という感じでしたが、赤い星雲は通常使っている公害フィルタでも結構はっきり出ますし、L-eXtremeを使うとグンと暗くなってしまうため撮影時間が長くなるため、結果を見ると必要なかったかな?という気もします。
どうなんでしょうね。なにかメリットはあるのでしょうか?
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