天体写真メモ

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小型自作二軸赤道儀 V2 その2

2021-12-09 15:36:43 | 3Dプリンタ

さてさて、自作赤道儀V2。
前回作成の3Dデータでの印刷は一応できたのですが、組み上げてみると木に気になる部分が多く、特に各種基板類を収める部分がかなり狭く組み立てるが大変。一週間かけて印刷しましたが一部のパーツを残して設計し直してみました。現在印刷が終わってステップモータと、Arudino の取り付けをしています。

折角なので内部の構成などをメモとして載せてみようと思います。
まず、全体としての構成ですが、以下の様になる予定。

青で囲まれた部分が筐体に収まります。
基本はV1と同じ構成で、筐体に入れられる部分はすべて入れ、できる限り配線をシンプルに。特に電源については、12Vを一本で供給し、内部で車のシガー用のPD供給電源により5V, 9Vを提供します(9Vはトリガーケーブルで作ります)。

また、外部への接続はすべてコネクタを介して行います。

接続は

こんな感じになります。有線LANは通常は使用しませんがたまに無線LANの接続のタイミングで迷子にしてしまうことがあったので一応蓋を開けると繋ぐことができるようにしました。

Raspberry Pi 4のファンは、外で利用するのでいらないかな?と思いましたが一応取り付ける予定です。
SDカードも取り外しができるようになっています。

AZ-GTi は、かなりコード類が少なく扱いやすかったので、V2もそれに習い、さらに推し進め、電源は12V一本のみ、PCととの接続も無線(WIFI)としました。

ちなみに、AZ-GTiも無線で接続が可能でしたが、コントロールはPCが行うために無線が瞬断したりすることが怖くて有線での接続としていました。
V1,V2では無線で飛ばすのは画面のみなので瞬断が起きてもガイドには影響はありません。また同様の赤道儀を複数つないでも画面のみを飛ばすだけですので、PCのパワーなどの問題もでないでしょう。

残るは重さがどのぐらいになるか? ですね。


V1と違い28mm角のステッパーモータをつかっているので、より軽くなっているはずとおもっていますがどうでしょうか。

ちなみに大きさは想定よりかなり大きくなっています。ABSの強度を考えて各パーツの壁を厚めに作っているためと、内部で使っているUSBのコード類のコードが意外に太く、取り回しにくいので、ケースの大きさに余裕を持たさざるおえないためです。

次は完成版を載せられるかな?