とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

無縁坂

2006年11月05日 | 日常
病院の入院棟がわに、出入り口ができました。
そこから出ると上野に近いので
最近はいつも利用しています。

結構急な坂道で
ここが「無縁坂」
昔武士が多く住んでいたので
「武縁坂」とも表記されるそうです。

この道を歩くたびに
さだまさしさんのうたをつい
口ずさむの

♪ 母がまだわかいころ
(ここでもうなみだごえ)
ちいさな僕の手をひいて
このさかを上るたび
ためいきをついた・・

実際に母と私は御茶ノ水から歩くので
この無縁坂を歩いたことはないはず。

母は自身も重い病気から回復したばかりで
しんどかったはず。
でも、母がため息をついたことは記憶になく。
いつも明るかった。

そんなことを思い出すたび
晩年の母の病院通いに
ほとんど付き合えなかったことを
申し訳なく思うのです。

♪ しのぶしのばず・・

坂をおりきったところに
不忍池があるんですよ