とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

六月大歌舞伎 三部

2013年06月19日 | 古典芸能
いや~暑い・・・
蒸し暑い・・



御存鈴ケ森(ごぞんじすずがもり)
助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)


で、いよいよお楽しみの助六~
わくわく

ところで、わたしはちゃんと、助六を観ていない・・
と書きかけて、本当か?
調べてみました
・・歌舞伎だけはプログラムを取ってあるんです

なんと~!!!!!!

観てました。
しかも大好きな松緑(二代目)です
揚巻は菊五郎で
白玉は玉三郎
意休は羽左衛門(先代)
ほかに、蓑助(先代三津五郎)に梅幸に権十郎・・

ちょっと、ちょっと!!!
ものすごい顔ぶれじゃないですか

30年以上前のこととはいえ
そんな最高の舞台の・・記憶がない・・
およよ(泣く)

どんなにいいもの観ても忘れてしまうなんて情けない
これからはもっとひどいだろうなあ


ま、気を取り直して


二部で曾我五郎を演じたときは海老蔵がすごく大きく見えましたが
今回はむしろほっそりした憂いのある助六でした。
花道を行ったりきたりするの出の場面が、すごくきれいでかっこよかった
・・近くで観たかった

こっけいな場面もいいですね。若々しくて

でもねえ・・どうも時々の発声がすごく気になるんだよなあ
低い声はいいんだけどねえ
いいのかなあ、あれで・・


亡くなった団十郎の助六、やっぱり観たかったなあ・・・


ともかくも、豪華なキャストで楽しめました

特に、吉右衛門、菊五郎、三津五郎が良かったなあ
ベテランのちょっと力を抜いた楽しそうな演技が最高でした。